今回は、日本人がとるべきビジネススタイルという話をしたいと思います。
ビジネススタイルというと、社員にノルマをいっぱい押し付け、プレッシャーで数字を上げていくというビジネススタイルもあれば、皆で和気あいあいと仕事を進めていく、というビジネススタイルもあります。
和気あいあいというと、ただ遊んでいるみたいに感じる方がたまにいますが、そういう意味ではなく、楽しい雰囲気で皆で和気あいあいとやりながらも、本気で目標達成へ進んでいくということです。
これが、僕が言っている「和気あいあいと」という意味です。
今、西洋的な感覚でビジネスをやっている方は多いと思います。
つまり、社員をコマのように使って、自分の目標達成のために周りを蹴落として、とにかく自分が勝てればいい、自分ファーストというような、そういうビジネススタイルです。
時には人を騙すというような、グレーな事をしてみたり、お客さんの利益にならないのに、利益になりますというような事を、言ってみたりします。
例えば、何か契約した時に、2年しばりで2年間解約できないにも関わらず、その事には一切触れないというような、営業さん等がいます。
営業さんが「この水のサーバーは、すごくいいです。経済的です。コンビニでペットボトルの水を買うよりも経済的で、そもそも買いに行かなくていいので、楽ですよ。」と言います。
お客様は「それいいよね」となり、半年くらい使ってみてちょっと合わないな、ということで解約しようとしたら、「このサーバーは2年間解約できないので」と
初めて知らせるパターンです。
これが、僕が言っている西洋的なビジネススタイルです。
自分さえよければいいっていうビジネスです。
僕が今からいう、日本人がすべきビジネススタイルというのは、「弥栄ビジネス」です。
「弥栄」という意味は、私もあなたも発展しましょう、生成発展させましょうというビジネスです。
全てに栄あれ、というような、あなたの健康・繁栄を祈っていますというのが、「弥栄」の意味で、そういうビジネススタイルをとりましょうということです。
弥栄というのはもちろん、日本語であり、大和言葉です。
僕らは大和の国で生まれ育ち、中には継承していない人もいますが、基本的には大和の精神を継承してきています。
お正月には初詣に行き、夏越の大祓や、大晦日もお祓いをしたりします。
子どもが生まれたら、お食い初めをしたりもします。
そういうことをしていること自体が、僕らのそういう古神道の伝統を受け継いでいるということだと思います。
そういう僕らがすべきビジネススタイルというのは、弥栄ビジネスなのです。
私も繁栄し、あなたも繁栄し、周りの皆さんも繁栄するというビジネススタイルをとった方がうまくいくに決まっています。
なぜならここは日本だからです。
日本だから、この方が上手くいきやすいです。
西洋に行ったら、西洋型のスタイルがいいのだと思います。
だからこそそういうのが生きてきたのだと思いますが、日本では西洋型ビジネススタイルというのは、あまりうまくいくとは思いませんし、結構失敗している人が多いです。
なので、弥栄ビジネスを是非やっていきましょう。
別に大きくなるのが会社の目的ではありません。
売り上げ100億円になって、周りが不幸になっていったらどうするのですかということです。
自分がご飯を食べれて、家族も幸せにできで、地域に喜んでもらえるビジネススタイルを取れたら、困ることはないわけです。
ですから、「売上売上」というのではなく、まず弥栄の精神でビジネスをやってほしいと思います。
そうしたら、売上は上がってきます。
僕は斎藤一人さんすごく好きなのですが、斎藤一人さんだって、自分も周りも地域も豊かにしつつ、自分は年収30億円以上あるのです。
日本一の大金持ちといわれるくらい、お金を稼いでいます。
西洋型スタイルですかというと、そういうわけではありません。
なので「売上売上」という気持ちもわかるのですが、それは目標と持ちつつ、まず周りも自分も発展させるということを、念頭に置いてやってみてください。
是非弥栄ビジネス、実践してほしいなと思います。
今回の音声はこちらです。
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