今回は、深い情報発信の仕方ということをお伝えしたいと思います。
音声はこちらです。
深い文章を書く、深い会話をする、深い講演をするというやり方です。
どうやってやるかと言いますと、ポイントはたった一つです。
「信じる」ということです。
自分の人生を信じる、相手の人生を信じるということです。
例えば、今まで順調だったビジネスで、売り上げが少し落ちてしまったとします。
こういう場合、普通の感覚だと「売上・利益落ちちゃった」となります。
これは普通で、別に深さも何もありません。
では深い時、ポイントは「信じる」という事でしたが信じるとどうなるでしょう。
売上・利益が落ちてしまった状況で、それを信じます。
その先に、もっといいことがある、その先のいいことの防ぎとして、ここに嫌な現象が一件起きてしまったと考えます。
そうすると、深い視点を得られるのです。
自分のステージが上がった状態で、その出来事を見るということです。
そうすると、「利益が落ちてしまった、でもこれによってさらに別の角度からアイデアを持ってきて、それを行動に移すことによって、もしもこの出来事が起きなかったら得られなかったような、利益を手にすることができる」など、ただ信じただけで、そういう発想になってくるのです。
はたまた誰かに何かを相談された時、「私は運動がすごく好きで、バスケットボールをやっていたけれど、大会の直前で脚を怪我してしまって出られなかった、応援ばかリった、これからどうしよう、大会に出られなくて悲しい」と相談をされたとします。
そうしたら、その人の人生を信じるのです。
そうすると、常に応援だけしかできない人の気持ちもわかるから、そう意味で、人から信頼される、尊敬されるような思いやりを持てるようになるんじゃないの?とか、その人を信じると、そんなことを言えるようになります。
ただ「それ最悪だね」なんて言ってしまうことは、全然何にもなりません。
自分のステージを上げて、相手のことを信じてあげることによって、相手にとってもエネルギーのある言葉を受け取ることができるようになります。
なので、常に情報発信というのは、人と同じことを言っていてもしょうがないので、常に自分のステージを上げる事を意識して、その瞬間だけでもステージを上げて、自分や相手のことを信じて、その現象に対してコメントする、その現象に対して何か情報を発信するということを心がけてみてください。
そうすると、全然違う、エネルギ―の高い情報になります。
あなたのステージが高ければ高いほど、その情報発信の質が良いものになります。
これはもちろん、悪い例を出しましたが、いいことがあっても同様です。
子どもができ、「よかったね」というのは当然として、もっと高いステージから見てあげます。
子どもができて、その子が生まれてきて、そうするとあなたがどのような成長を遂げるかというのを、相手を信じて、相手が自分自身で思っていること以上のことを伝えてあげます。
そうすると喜びますよね。
「あなたが子供を産む過程で、つわりや色んな事があると思うけれど、元気な子が生まれてくると思うし、すごくめでたいことだね」と伝えます。
「世間では子どもが生まれると、子どもが親を育てると言われているけど、私はあなたは十分に人間としてできているし、更にここから成長していく姿を見れるのは私自身ツイているし、本当にあなたの成長が楽しみだ」ということを伝えてあげる等、そうすると、他の人と言っているとは、全然変わってきます。
同じことを言っているようでも、宿るエネルギーが全く違います。
なのでそういうことを意識してやってみてください。
自分の事も相手の事も、信じるということです。
これを意識するだけで質が変わりますよ!
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