2014年はアベノミクス3本の矢の一本目である経済政策が上手くいき、
日経平均株価が大幅に上昇しましたね。
僕は株をやっていないのですが(学生時代にやって損してから手を出さない事にしたので)
皆様大分儲かっているようです。
ただ、その中でもやはり株価が下がっている企業もあり、
みんながみんな、儲かっているかと言えばそん事はありません。
儲かっている方達はみなさんリサーチして勝負してます。
これはもちろん戦国時代でも同じ事で、
例えば武田信玄は敵の情報を徹底的に調べ上げてからでないと腰を上げなかったようです。
その武田信玄を恐れていた織田信長も然りで、
信長とえば桶狭間の戦いが有名過ぎて
奇襲や勇猛さの固まりのような印象が世間ではありますが、
織田信長があんな博打のような戦をしたのは後にも先にも桶狭間だけです。
それも、博打でもしなければならない状況に置かれていたからです。
そんな中でも斥候(敵の状況を探る役割)をたくさん出して
今川義元(いまがわ よしもと)の行動をつぶさに確認していました。
実は織田信長は武田信玄を多いに手本にして、
情報を大切にしたと言われています。
そして情報には鮮度がある事も忘れてはいけません。
桶狭間の戦いでは、圧倒的有利な今川義元が
降り出した雨を嫌って雨宿り兼休憩をしている所に
織田信長(2千人)が奇襲を賭けたと言われています。
信長は砦をいくつも作り、義元の兵力(2万5千)を分散させ
出来るだけ義元の周りの兵隊を減らしたのです。
奇襲を賭けた際、もしそこに義元がいなかったらどうでしょうか?
「3時間前までは休憩してたんですが、今はかなり前方に行っちゃいました。」という様な情報伝達のスピード感なら負けしまいます。
【情報の正確さ×スピード】こそ、成功の要因と考えていいでしょう。
情報のスピードに関して言えば、フランスでナポレオンが頑張っていたときの面白話があります。
当時フランスは戦争中で、ナポレオンがその戦いに勝つか負けるかで株価が高騰するか暴落するか、という状況だったんですね。
もちろん大金持ちの皆さんはナポレオンの戦況を確認していました。
今のように電話やネットの亡い時代ですから
情報は馬や人の足で運ばれます。
そこへナポレオンの戦況を知らせに一人の斥候が・・・・
真っ青な顔で戦場から戻ってきました。
そしてある男にヒソヒソと耳打ちします。
その瞬間、その男の顔が青ざめ、次の瞬間・・
「売りだ!私の株は今すぐ売りだ!」と叫びました。
これの意味する所は・・・ナポレオンの敗北・・・。
つまり、株価は大暴落すると言う意味です。
損失を最小限に防ごうと株主達は我先にと持っていた株を売りまくりました。
そして暴落した株を立った一人のお琴が買いまくったのです。
その後次々に戦場から戻ってくる人達の顔には、
溢れんばかりの喜びの色が。
「ナポレオンが勝ちました!!!」
なんとナポレオンは勝利していたのです。
実は青ざめた顔で戦場から戻ってきた男・・
株を買いまくった男とグルだったのです。
グルというか部下だったのですね。
わざとヤバい感じで報告しろと伝えてあったのです。
一芝居売って暴落した株価を買いまくった男の株は、
その後急騰しました。
その男とは、現代の金融システムの仕組みを気付き、
今では世界一の大金持ち一族と言われているロス・チャイルドその人なのです。
情報スピードの重要性がご理解頂けたのではないでしょうか?
特に現代では昨日まで最新と言われていたノウハウが
今日は使えなくなっているという事がよくあります。
昨年で言えばグーグルのアルゴリズムがアップデートされ
それまで毎月何百万円も稼いでいた人が
いきなり収入ゼロになったり。
僕も人の事は言えませんが、15万人のフォロワーさんがいたTwitterアカウントが凍結されてしまったりしました。
先にアルゴリズムアップデートや
Twitterの大規模な規制がある事を知っていたら
何か対策を打てたのに・・。
と思います。
誰でも何回かはやってしまう失敗だとは思いますが、
情報の正確さとスピードを意識する事で相当嬉しい事があるので、
常にアンテナは立てているようにしましょう。
僕も気をつけます。
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