こんにちは片山真一です。
今回は、卒業なのか逃げなのかという話をしていきます。
音声はこちらです。
もちろん卒業した方が逃げるより全然良いわけですね。
良いというよりはもう次元が全然違うわけです。
卒業して、卒業して、卒業していけば、どんどん自分の人生の階段を登っていけます。
逆に逃げ続けていたら、人生の階段をどんどん下っていくようなことにもなりかねないわけですね。
少なくとも階段を上るということはまずありません。
それで、卒業して行きましょうということをお伝えしたいのです。
けれども、僕から見ていると、なぜか卒業したつもりでそれに逃げているだけですよっていう方がよくいるのです。
その見極めのポイントという話をしていきたいと思います。
これは非常に簡単です。
そのために1つある話をしたいと思うのです。
僕がまだ20歳ぐらいの時です。
その頃の僕というのは、いろんなことから逃げてたのですね。
もう逃げて逃げて逃げまくってました。
仕事から逃げ、その時結婚したんですけど、結婚相手としっかり話をすることからも逃げ、自分の本心からも逃げてました。
その結果どうなったのかというと、もう人生最悪の時期を何年か過ごすことになったわけです。
離婚もして、自分は自信をなくして仕事もないし、何もないっていう時期を過ごしました。
手に入れたのは離婚届だけみたいな、そんな日々だったのです。
そんな僕が、ある人と出会うことで、逃げるのではなくて、卒業する必要があるんだなということを学びました。
そのある人っていうのは、今すごい有名になっているある先生なんです。
あのスタディサプリという、受験生だったら誰でも知っている受験勉強のためのアプリがあるのですが、そのアプリの1番人気の講師です。
英語の先生で関正生先生という方です。
たまたま20年ぐらい前の関先生と出会いまして。
僕は先生の授業を受け、先生の授業に感動しまして、先生のところによく通うようになったのです。
通うという意味は、当時、予備校に通ってました。
予備校の休み時間とかに関先生の所に行って色々相談したのです。
授業中も先生はいろんな話をしてくれたのですが、時間がある時にその時に先生が言ったことが非常に印象的だったのですよ。
それが卒業なのか逃げなのかって話なのです。
その時、先生が言ったことの話ですが、
ある生徒が関先生の所に相談に来た時の相談内容の話です。
今年受験しようとしている大学に、今の学力だと、どうやら僕は受かりそうもないっていう相談だったのです。
「明治大学を第1志望として受験するつもりだけど、このままいくとどうも受かりそうもないので、今年は浪人しようと思うから浪人して、来年、早稲田大学を受験しようと思っています。」
という相談というか、報告だったのですね。
そこで先生が言ったのが、
「来年早稲田受けるのは別に構わない。
だけど、来年早稲田を受けるのだったら、今年、明治に合格して、来年早稲田を受けろ」
というアドバイスをされたということです。
この意味わかりますか?
つまり、今年、明治が受かりそうもないから、受験を止めて来年早稲田を受けますなんて言うのは、明治の受験をやめる言い訳にしかすぎないわけですよね。
明治に受かって、それをけって、あえて来年早稲田を受け直すっていうのだったら、それは逃避じゃないですよね。
明治卒業しているわけですから。
一回明治卒業して早稲田受かるのだったら、むしろ階段上がっているわけじゃないですか。でもやろうとしていることはその反対だったわけです。
ただの逃避の言い訳として、来年は早稲田を受けるって言っているのだから、それは逃げだよって話。
逃げという表現を先生は使ってなかったけれども、僕はその時に逃げることと卒業するということの違いがすごくわかったのです。
それ以来、僕は逃げなのか、それとも卒業なのかということを強く意識するようになりました。
その時を振り返った時に僕は色んな事から逃げていたというふうに思ったわけです。
もうその時は離婚していましたけど、離婚するにしてもやっぱりしっかりとお互いの気持ちとか本音とかというものを話し合って、その中でやっぱりうまくいかないとか、分かり合えないとか、離婚をした方がいいという結論に達したならば、そこで初めて離婚という形をとるのがベストだったろうなと思います。
その時は、いつも喧嘩になってお互いの意見をぶつけ合って喧嘩になって、もう口も聞きたくないみたいな感じで家庭内別居になっていました。
そんなのではなくてしっかりと話し合うべきだったのだろうと思いますね。
その中でうまくいかないということだったら、離婚しましょうってことだったら、まあそれは卒業じゃないですか。
結婚というものを卒業したってことですよね。
僕はその時は自分は逃げていたな、というふうにすごく反省しました。
いろんなこともそうですね。
社会に出て仕事とかもそうなのですけど、仕事をやり始めて全然面白くない。
この仕事をあと何十年もやるのかよと思うのです。
毎回それを思うと、もう辞めようって思うのです。
毎回そのパターンなのです。
何の仕事をしていてもそのパターンなのですね。
でも、営業だけは向いていたのですよ。
結構営業だけは向いていて。
すごい楽しかったです。
営業やっていて楽しいけれども、やっぱり売れないときって結構つらいのですよ。
トイレで泣いていた時とかありますからね。
外回りの営業で一生懸命やっても全然売れないから悲しくなってきて、辛くなってきて、トイレで泣いているってそんな経験もありますね。
で、そこでどうするかじゃないですか?
そこで辛いから泣いて、もうやめちゃうのか、
それとも、辛くても、それでも奥にしまって、頑張って売れるようになってから辞めるのか、というところが逃げるか卒業するかの違いですよね。
おかげさまで僕は営業マンやっていたとき、初めからすごく売れたわけじゃないのですけれども、営業をやっていて好きだともいえ、逃避もしました。
でも、その逃げと卒業というものの違いが、なんとなくわかった頃です。
その時に売れなくて全然大変だったので辞めたい時もあったのですが、その時にこれは逃げなのか卒業なのか、みたいなことを考えたタイミングでした。
今までも何回もあるのですが、やめようと思った時に、
売れるようになってからやめようと思うようになったのですね。
そうしたら、なんか売れるようになるまでやり続けることになるので、その時は結構大変なのですけど、結局、最終的には売れるようになるのですよ。
そうすると、次のステージが待っているのですね。
売れるようになってから辞めると、次のステージが待っているので、どんどん出世して行くようになったのです。
大学を卒業してからは、出世するのはすごい簡単だなという感じでしたね。
そのような感じで、逃げないで、いつも卒業するということを意識して行動するようになりました。
いきなり上手くいくことばかりじゃないですが、そんなの当たり前ですよね。
人生、全部うまくいく訳はないですが、うまくいきたい。
初めてやったことがいきなりうまくいくなんてことは、正直あんまりやる必要がないのです。
自分を成長させるという意味では、はじめから上手くいくと成長してないですからね。
自分を成長させるという意味ではうまくいかないからこそやる意味があるのです。
それを逃げずに卒業するから成長できるのです。
成長を繰り返していけば、それは全然違う世界にいけるに決まっているじゃないですか。
大抵の人は逃げまくっていますからね。
昔の僕のように逃げまくっているわけですよ。
なんだかんだと言い訳をつけますしね。
来年早稲田受けるから今年は明治やめるという話も同じです。
大抵の奴はなんかもっともらしいうまい言い訳するけど、そうやって逃げまくるわけだから全然成長しない。
大抵というのはどのぐらいの割合ですかっていうと、僕の経験値では95%ぐらいです。
もっといるかもしれません。
ほとんどの人は逃げまくっています。
自分の本心に向き合おうと全然していない。
本人は向き合っているつもりだけど、ただ愚痴言っているだけです。
愚痴が出てきている人というのは、それ本心じゃないのです。
人間の本心が愚痴なんていうことはまずないのです。
あの社長、ムカつくわとか、うちの旦那さんどうこうと愚痴を言うけど、そんなのが本心なわけがないのです。
本当は旦那さんと仲良くしたいというのが本心です。
本当は社長と一緒に頑張っていきたいとか、そういうのが本心なわけですよね。
本当は仲良くなっていきたいとか、そういうのが本心であるはずなのに、愚痴ばっかり言っていることを本心と勘違いしている人がいるけど、お互い会えば違いますからね。
全然そんなのは卒業なわけがないですよね。
ほとんどの人でもそうなっています。
でもそのような中でもしっかり本心に向き合ったり、いろんなことを卒業し続けている人というのは本当に成長し続けているし、どんどん次のステージに行っているなという感覚があります。
卒業するっていうからには時間はかかるのです。
結構大変なのことです。
それこそ弱気な自分と向き合って、その自分を諌めたりとか励ましたりしながら進んでいく必要があります。
そのため、時には休憩したり、時には叱ってみたりとかしながら進んでいくわけです。
でもそれができれば、本当にどんどん次の世界行けますからね。
たった一年それをやっただけでも、違う世界が見えると思います。
皆さんが何かを決めるとき、卒業なのか逃げなのかということを意識してもらいたいでね。
逃げが嫌だからという理由が来るのだったら、今やっていることをしっかり卒業するってことを意識してみてください。
絶対人生変わります。本当に変わります。
実際、僕が変わりました。
何もなかった本当にズタボロだった20歳そこそこの男の子が、ちょっと1年、予備校に通った1年だけで、周りのみんなが無理だと言っていた大学に合格した。
大学の学内試験とか240人近くいたと思うのですが、その学部内の試験があり僕は4番だったのです。
高校の時はそんななんか勉強してないのに1年でそういうレベルになった。
卒業してからも、すべてがうまくいっているという感じかな。
恋愛ももちろんそうだし、仕事もそうです。
あの時、止まりながら考えながら歩きながら走りながら自分のペースでやってきた。
自分のペースでやりつつも、ただ逃げないで卒業すると言うことだけを意識してやってきたら、全然違うところに来ることが出来ましたからね。
絶対人生変わります。
卒業ということを意識してください。
逃げるのではなくて、卒業するということがめちゃくちゃ大事です。
卒業したらまた次のステージに進んで、そこもまた卒業をする。
またその次のステージ、そこもまた卒業していくというふうにやって行きましょう。
自分をどんどん成長させていきましょう。
ということで、今回は卒業なのか、逃げなのかという話をさせて頂きました。
ありがとうございました。
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