フィリピン人のエリートの友達に頼んでみたら、前大統領だったドゥテルテさんと、現在副大統領のドゥテルテさんの娘（サラ・ドゥテルテ）さんにインタビューするアポがとれたので、13年ぶりにフィリピンに行ってきました。
彼フィリピンの東大みたいなエリート大学出てて、サラさんのメアド知ってるってことでコンタクト取ってもらったのです。
で、訪問したマニラですが、マニラの発展が目まぐるしいのを目の当たりにしつつ、
ストリートチルドレンやスモーキーマウンテンでインタビューもして
日本がどれほど素晴らしい国かを再確認できた旅になったのでした。
理由はシンプルで、
①マジで危険
②汚い
③物価
の３つ。
詳しくお伝えしますね。
理由①
一瞬も気を抜けないほど危険
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マニラで家族ぐるみの泥棒にまんまとやられてほとんど無一文なにってしまったのは確か今から13年前、僕が26歳の時だったと思う。
あの頃はマニラをブラブラしてると1時間に一回くらいは脅されたり、どこかへ連れていかれそうになるような、そんな街だった。
ヤバいよね。
だから数日もすると優しかった僕の顔も、常に気を張って目つきが悪くなって、それが自分でもわかるくらいだった。
声かけてくる人全員睨むようになってたくらい。
で、13年ぶりに訪れたマニラの治安はというと、うーん、ストリートチルドレンがフツーにドラッグやってるし、
住民にとっての治安はどうかわからないが、
観光客にとっての治安は以前と変わらない。
スリや置き引き当たり前のようだし、
相変わらず一瞬気が抜けない状態でした。
僕に娘がいてマニラに一人旅に行きたいとか言ったら絶対行かせないな。
マニラから車で1時間くらいのところにあるスモーキーマウンテンにも行ってきたのだけど、ここは危なすぎて地元の人でもビビってました。
日が沈むと本気で危険だから絶対に帰ろう。
あなたを無事に帰すために、そこは譲れない。
夜はフツーに殺人とかあるから。
と、僕を前と後ろから守ってくれてたフィリピン人のお二人からの忠告もありました。
そんなわけで、マニラは相変わらず危ないので遊ぶならカジノのあるホテルで一日中がおすすめです。
オカダカジノが有名です。
お次は衛生面。
理由②
汚い
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マニラの中心部ではほとんどホテルにいるか、車の中だったのだけと、マニラ港の方は数時間インタビューして歩き回りました。
漁師に、中国戦艦の無許可船舶とかどう思ってますの？とか
イエメンから来てるという21歳の女子大生に、イエメンてなんで内戦してるの？とか
ストリートチルドレンで生後数ヶ月の赤ちゃんを抱いてるママに、
歳いくつ?一日どのくらい稼いでるの?
いつからストリートで生活してるの？
だとかまあ色々とインタビューして歩いてたのだけど、
場所にやっては臭いよ。
明け方の渋谷みたいなにおい。
とは言え、道路が整備されていて昔に比べたらよくなってました。
昔は信号がないどころか、車線という概念がないんじゃないくらいに、ものすごい数の車がイワシの群れの如く渦巻いていて、
これでよく事故んないなと思ったものだけど、今は土埃が舞い上がっていた道路はアスファルトになり、車線のラインも引かれて、なんならハイウェイまでできて、だいぶと整備されてます。
でもさ、すんごいんだ渋滞が。
マニラの空港から、マニラ市内までは空いてれば車で15-20分くらいなのだけど、渋滞してると3時間もかかるわけよ。
これさ、我が家がある静岡から千葉のディズニーランド行けちゃうくらい時間がかかるってこと。
しかもね、これが毎日17-22時まで続くというのだからたまらないではないか。
そういうわけで、まだまだまだまだ、キツイなこれ。
理由③
物価が高い
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フィリピンで物価安いと思ってました。
というのも、以前来たときはだいぶ安かったから。
あの時泊まったのはドミトリーだったとは言え、一泊700円しかしなかった。
個室のところでも1300円とか。
食事も適当に屋台とかで食べてたからというのもあるけど、一食350円とかそんなもんだった。
だから、フィリピン物価上がってるとは言えさ、日本の半額くらいなんかな〜。と勝手に思ってたわけですわ。
そしたらフツーに日本とそんな変わらないじゃないですか。
確かに、フィリピン原産のマンゴーとか見たことないフルーツは安い。
マンゴー一個¥250とかで売ってる。
でも、ケンタッキー的なお店とかラーメンとか日本と同じ感じの価格なんですわ。
なんやこれ、思ってたんとちゃう！！
なんとかして！
で、
こうなったらフルーツいっぱい食べるとしようと、元々フルーツ好きな僕はフルーツをたくさん食べるようになったのでした。
貧乏くさい話しでなんかすみません。
でも、ホテルはシェラトンだったよ。
ポイント使ったから1泊目は無料だったけど。
これまた貧乏くさいね笑
タクシー運転手にきいたら、ボンボンマルコスに大統領が変わってからやたらと物価が上がってるんですと。
彼によれば、数ヶ月でトマトもじゃがいもも1.5倍。
ガソリンも高くなっちゃって、あかんわアイツ！てことなので、もうちょい早くいってれば違ったのかもです。
と、これら３つの理由から感じたことですが、
なんだかほんと月並な感想になってしまうのだけども、
日本てめっちゃいい国だなと。
安全というだけでもポイント高い。
安全て当たり前じゃないのよ。
衛生的な環境も当たり前じゃないのよ。
それでいて物価がフィリピンと大差ない。
料理美味しい。
それも、すごく美味しい。
みんな優しい。
少なくともうちのご近所さんはみんな優しい。
近頃は、日本は観光大国路線でいくしかないと言われたりする理由が明確にわかった。
（個人的には世界一少子高齢化がすすむのを格好のチャンスに変えて、介護事業を輸出路線に期待してますが）
そんな旅になりました。
日本が少子化なら移民を入れればいいじゃない。みたいなこと言う人もいますが、それは日本が出稼ぎに来る価値があった時代の話。
これから東南アジア諸国はさらに発展し所得が上がってくことを考えれば、それは半分諦めた方がいい。
それよりむしろ、僕らはこれから外貨を稼ぎにいく時代に突入していきつつある。
たださ、僕としてはこんないい国日本から離れたくないわけさ。
安全で綺麗で安くておもてなし最高の日本にいたい。
じゃあどうやって外貨稼ぐんですかって、やっぱあれですよ。
オンラインに限る。
13年前はフィリピン人を英語講師として格安で雇うオンライン英会話が流行り出していた頃だった。
つまり、お金が日本→フィリピンに流れてた。
彼らは日本円という外貨を稼いでたわけ。
オンラインだと自国にいながらこれができる。
日本にいながら、給与水準の高い国のクラウドワークス的なプラットフォームに登録するとかは簡単にできそうだ。
そんなことを考えたマニラの旅でした。
レポート参考になりましたでしょうか？
ーーPSーー
ドゥテルテ親子に会いに、マニラから飛行機でさらに二時間のダバオ島まで飛び、彼らの家まで行ってきました。
いませんでした。
ちゃんちゃん。
急にマニラのテレビ局出演になったそうで、生放送で出演してたらしいです。
なにこのオチ。
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