『極悪女王』誕生の裏話から学ぶ道の拓き方

先日、ある話をきいて、僕は自分の人生観が大きく揺さぶられました。

それは、脚本家の鈴木おさむさんの話です。

彼はもう誰もが知る売れっ子脚本家で、『SMAP×SMAP』『内村プロデュース』『新宿スワン』などなど数々のヒット作を生み出してきた実力者です。

森三中の大島さんの旦那さんと行ったほうが分かる方もいるかもですね。

なんによせ、これだけの実績があれば、多くの脚本家は現状に満足してもおかしくありませんよね。

新しい仕事のオファーを待つ。
それが、売れっ子脚本家の普通の選択かもしれません。

だって、売れてるんだから。

でも、鈴木さんは違いました。

それだけ十分な伝説的な実績を残してきた上で、自らNetflixに直談判したんです。

「必ずいいものを作るから作らせてくれ!」と。

この話を聞いた時、「これなんだよ!」と痛烈に思いました。


「もう成功している人が、なぜここまでやるんだろう?」

じゃなくて、

「これができるから成功できるんだよ。」

の方です。

「売れっ子でもここまでやってるのに、まだ何者でもない人が、行動もせずに夢が叶うとでも思ってるのか?」

と、率直に言って、そんな風に思うと同時に、自分のこともかえりみてました。

目次

僕の暗黒時代

実は僕にも、恥ずかしい記憶があります。

18歳から20歳まで。
チャンスを掴むという意味では、僕は完全に無駄な2年間を過ごしました。

「きっといい仕事の話が舞い込んでくるはずだ」
「誰かが『この仕事やってみませんか?』って声をかけてくれるはずだ」

今思えば笑っちゃいますが、当時の僕は本気でそう信じていました。

もちろん、待てど暮らせど何も起きません。

2年という時間が、ただ虚しく過ぎていっただけです。

阿呆ですよね。2年なんて。

でも、その2年があったからこそ、僕は骨身に染みてわかったんです。
「行動しないと、本当に何も変わらない」ということを。

変わらないどころか、歳を重ねるごとに現状維持すら難しくなるのがリアルなところです。

体が教えてくれる現実

というのも、最近、40代に入って、体が正直に語りかけてくるようになりました。

以前なら、5時間くらいの運転なんて余裕でした。でも今は、1回か2回、確実に休憩が必要になってきています。

海外旅行だって変わりました。10時間のフライト、昔は映画を見て、本を読んで、あっという間でした。

今は正直、身体が悲鳴を上げます。
気をつけてないと到着する頃にはバキバキになっちゃってたりします(^_^;)

今できることも、5年後10年後には今のようにはできなくなるかもしれない。

だから最近は、意識的に体を動かしています。地元の山に登ってみたり、遠くの杉林を見に行ったり。往復10時間かかる場所にも、あえて足を運んでいます。

今できることを、できるうちにやっておきたいんです。

なんだかジジ臭い話ですが、現実を冷静に受け止めることで最適な生き方を選択していけますから、僕としては無視するよりも、よっぽどポジティブな気持ちです。

現状維持では、現状は維持できなくなってくるし、ぼうっとしててもチャンスはやってこない。

そういえば、30年以上ニートをやってる人の話も興味深かったです。

30年ニートの話

この前、衝撃的な動画を見ました。

60代の方の動画です。30年以上もニートを続けていて、親の年金で暮らしているという内容でした。

当然ですが、
「行動しない人には、本当に何も起きないんだ」

そう思いました。

いや、それだけじゃなくて、周りがみんな迷惑してる。

まあ、ここまで酷い人は稀ですが、行動しない人は自分だけでなく周りにも迷惑をかけてるというのは少なからず事実です。

稼ぎが悪いのに収入を上げようとしない旦那さんにイライラしている主婦の方の相談にのったことも何度もあります。
(その後すぐに、旦那さんの収入が上がりました!という報告を沢山の方からいただいてます。えっへん!)

考えてみれば当たり前なんです。

今の現状をどうにかして変えたい、より素晴らしい人生に変えていきたいと思うなら、そのための行動を起こすしかない。

でも、多くの人は「いつか何とかなるはず」って思ってるんですよね。
何もしないのに変わるはずない。よりよくなんてなるはずない。

よく聞く話があります。
「宝くじが当たって人生が変わった」って。

でもね、それって実は最悪な結末になることが多いんです。

統計を見ると、宝くじの高額当選者のほとんどが数年以内に破産していて、むしろ当選前より悪い人生を送ることになるんです。

なぜでしょう?

それは、努力や行動の積み重ねがないからなんです。ポンと降ってきた幸運は、長続きしない。

自分が一歩一歩積み重ねてきた実績や経験があってこそ、本物の「花」が咲くんです。

行動が作る明日

現状維持でさえ、意識的な行動が必要なんです。

まして、理想の人生を実現しようと思ったら、もっともっと意識的に行動を重ねていく必要がある。

鈴木おさむさんは50代という年齢で、新しい扉を叩きました。
僕より10歳以上年上で、すでに成功者なのに、まだ行動し続けている。

そうやって情熱を持って行動を起こし続けたからこそ、『極悪女王』というヒット作が生まれたんです。

確かに、いきなりNetflixに直談判するような大きな行動は、実績のない人には難しいかもしれない。

でも、誰にだって今できることはあるはずです。
そういう小さな行動を、一つ一つ重ねていく。

その先に、理想の未来は開けていくんです。

今日からできる3つの行動

「行動」って言われても、何から始めればいいかわからない…そう思う人も多いはずです。

だから僕から、今日からできる具体的な行動を3つ提案させてください。

別に全部やらなくていいですよ。どれか1つでもいいと思います。

  1. 今日だけ、理想に向かって違う行動を1つしてみる

まずは「なりたい自分」を思い浮かべてください。
その理想に、ほんの少しでも近づく行動を1つとってみる。これだけです。

例えば、作家になりたければ今日だけでも30分文章を書く。
筋肉をつけたければ、今日だけでも10回腕立てをする。
健康になりたければ、今日だけでも野菜中心の食事を選ぶ。

ただ違うだけじゃない、理想に近づく「違い」を作ってみましょう。

簡単でしょ?

  1. 先延ばしにしていた些細なことを、今日1つだけ片付ける

久しぶりに友人に連絡する。
部屋の片付けをする。
お墓参りに行く。

「後でいいや」と思っていたことを、今日やってみるんです。

これも簡単ですよね。

  1. 3日間だけ、続けていたことを1つやめてみる

実は僕、今日で断食3日目です。ご飯を食べるのをやめてるというわけですね。

ここまでやらなくても、お酒を控えてみるとか、18時以降スマホを見るのを完全にやめるなど、今の習慣を、ほんの少し変えてみるんです。

これらは、とても小さな一歩です。
でも、その一歩が人生を変えるきっかけになるかもしれませんよ。

いつもと違うことをすると、なにか発見があるものです。

実は、この記事を書いているのも、そんな小さな一歩の一つ。
一生懸命情報を発信することも、行動なんです。

宝くじのような一発逆転は意味がない。

いや、あたったら嬉しいけど、継続的な豊かさという視点では意味はない。

そうではなくて、日々の行動の積み重ねこそが、本物の人生を作っていく。

僕はそう信じています。
そしてこれからも、一歩一歩、行動を重ねていきたいと思います。

さあ、あなたは今日、どんな一歩を踏み出しますか?
明日ではなく、今日。

その一歩だけが、あなたの人生を変えていきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次