おはようございます。
片山真一です。
今日は朝日を見ながら名探偵コナン君のことを考えてました。
何を考えていたかというと名探偵コナン君の動きは無駄なんじゃないかっていうことですね。
音声はこちらです。
コナン君も何十年もですね体を元に戻すための方法を探して、いっぱい事件を解決したりだとかしているわけですけど、全然体が元に戻る気配がないと。
そんなコナン君の動きっていうのは実は無駄なんじゃないかということを考えてましたね。
特になんでそう思うのかっていうと、名探偵コナン君の体を小さくした薬がまずあるんですね。
その薬を開発したシェリーという人物がいます。
黒の組織でその薬を作られたんですけど、そこの研究員がシェリーさんだったわけですね。
シェリーさんが偶然開発した薬をコナン君は飲まされて体が小さくなって子供になっちゃったんですね。
そのシェリーさんがですねある日自分でその薬を飲んで自分も子供になっちゃったんですよ。
名前を灰原哀に変え、ある日突然、名探偵コナン君のですね前に現れたんですね。
シェリーさんはその子供が工藤新一とはもちろん知らずに現れたのかなある日突然ですね、コナン君が通っている小学校に転入してきたわけですよ。
この時点で僕としてはコナン君、そんなに命がけで危ない事件に首突っ込まなくても。
じっと待ってたら、向こうから自然とめちゃくちゃ重要人物寄ってくるよってことですね。
コナン君そんな頑張って命がけでやらなくても、シェリーという薬を開発した超重要参考人がですね、待ってれば勝手に転入してくるんで、コナン君そんな頑張んなくていいんだよっていうこと。
こういう事実があるわけじゃないですか。
だからコナン君がやってきたことっていうのは、実は無駄が多かったなというふうに僕は思ったんですよ。
思ったんですけど、次の瞬間にいやそんなことないんじゃないかとも思いました。
それはなぜかというと、コナン君が無駄なあがきをしているおかげで、たくさんの人が救われてたくさんの事件が解決されていったわけですよね。
だからそれを考えるとやっぱり無駄なことじゃなかったと。
コナン君が体を戻すことに関しては無駄な動きが結構多かったかもしれないけれども、だけどそれ以外のところでは無駄な動きは無駄ではなかったということですね。
実は一見無駄に見えることが無駄ではなかったということです。
人生の無駄な動きについて
翻ってですね、僕らの生活を考えてみたいと思います。
僕らの人生っていうのも結構無駄な動き多いと思うんですよね。
一生懸命やったけどうまくいかないこととかって結構あるじゃないですか。
こんだけ一生懸命やったのになんでうまくいかないんだと。
俺のやってきたことは無駄だったと。
俺のこの数ヶ月あるいは数年は無駄だったんじゃないかとそんなことも思ったりしますよね。
僕は仕事でね色々そういう経験をしてますけど、みんなあるよね、これはね。
恋愛とかでもそうですよね。
もう何年も連れ添った、お付き合いしていた恋人に振られてしまった。
私はあんなに彼のことを大事にしたのにとか、俺はこんなに彼女のことを大事にしてきたのに、結局別れてしまった
この何年間無駄だった。
俺の人生返してくれと。
俺の時間を返せと。
私の愛情を返せと。
そういう思いになることも若い頃っていうのはあるかもしれません。
年取ってからもねあるかもしれないけど。
でもこれって本当に無駄なのかなっていうことなんですよ。
仕事においても恋愛においても何においても一見無駄に思えることって本当に無駄なのかっていうことですね。
実は無駄じゃない理由
コナン君って無駄な動きをしているでしょ。
自分の目標達成、体を元に戻すっていう目標達成に向けては無駄な動きが多いんですよ。
もちろん無駄にならないように頑張ってやってるけど、結果無駄になっちゃってることも結構あるわけですね。
何のヒントも得られなかったみたいな。
だけどそれが無駄じゃなかったように僕らの人生っていうのは一見無駄だと思ったようなことが実は無駄じゃないことが多いです。
例えばじゃあ恋愛、関して言ったら彼氏に尽くすって料理を勉強したとか料理の腕が上がったとかこういうふうなことを言ってあげたら相手が喜ぶとか例えばそういうことをその何年間かで身につけていくものじゃないですかいろんな観光地に行ってね観光の観光地の知識がめちゃくちゃくっつくとかそれって本当に無駄なのかってことですね。
この先の人生考えた時にまた新しい恋人ができて、料理振る舞ってあげた時にめちゃくちゃ料理うまいね。
こんなレパートリーあるんだ俺家庭的な人好きなんだよねみたいなことをもしかしたらその人思うかもしれませんよね。
それだとしたら全然無駄な経験じゃなかったわけですね。
ただの練習だったわけです。
前の人っていうのは。
ただの練習で全然無駄じゃなかった。
むしろいい練習になってよかったなって感じですね。
人生は伏線が張られているもの
だから人生っていうのは、伏線が張られているものなんですよ。
僕今41ですけど、41歳にしてやっぱり無駄な動きも結構今の時点で見ればあるけど、50歳とか60歳とかなっていく時に、あの人生、あの経験って無駄だと思ったけど、全然無駄じゃなかったなんて思う瞬間がきっと来ると思ってるんですよ。
伏線回収がきっとされてくると思います。
だから僕はそういう無駄な動き、無駄になっちゃった結果的にような動きでもこれは伏線だなということでまたさらに未来を楽しみにできるようなそういう姿勢でいたいなというふうに思っています。
それからコナン君のことに関して言うと確かに、何もせずにじっと学校行ってれば勝手に灰原哀が転入してきて知り合いになってそこで重要な情報が手に入ったりとかするわけですよ。
なんだけどいろんな事件を解決していく中でですね、たくさんの思い出ができてきますよね。
たくさんの思い出ができ、たくさんの経験ができ、たくさんの知り合いだったり友達だったりっていうのができてくるわけですよ。
この人たちと関われていることっていうのは、コナン君にとってきっと財産になっていると思うんですね。
人生の財産に。
僕らの人生を彩るものっていうのは、一人で経験できることも確かにあるけれども、一人だけじゃ経験できないこともたくさんありますよね。
誰かが一緒にいるからこそ経験できることっていっぱいあるわけですよ。
いっぱいありますよね。
一人で遊園地に行ってもあんまり楽しくないかもしれませんよね。
だけど少年探偵団みんなで行ったら結構楽しいわけですよ。
そういう経験いっぱいあります。
なので無駄な動きをしていく中で自分の目標達成に関してはそんなに進捗が進んだわけでもないし無駄だったと思えるようなことでも実は人生を彩るということに関して言えば全然無駄じゃないどころかすごく有意義な時間をコマン君は過ごしているわけですね。
私たちの人生も同じ
僕らっていうのは、まったくこれと同じだと思いますね。
無駄なこと、無駄な失敗と思えるようなことをしていく中で、いろんな有意義な人間関係ができてきますよね。
いろんな人に話を聞きに行って勉強させてもらったりとか、仲間ができたりだとか、全然今の業種とは違う、ね異業種の人と関わりができたりとかそういうのが何年も経ってまた全然違う形で実を結んだりとかそういう人たちとたくさん思い出ができたりとか一緒に旅行行くとか一緒に勉強会やるとかね。
そういう思い出ができてくるわけです。
だからそういう一見無駄だと思うようなことでも実は全然無駄でもないし有意義な僕らの人生を豊かにしてくれる有意義な関係が育まれるそういう時間でもあります。
そしてそれが伏線になって将来やっぱりあれは無駄じゃなかったと素晴らしい伏線だったなと今伏線回収できたぞと思えるような瞬間が来るかもしれませんよね。
だから今もしあの無駄なことをやってしまったなとか今私がやってること無駄かもしれないとかこの間の失敗は本当に無駄な失敗というか、私がやってきたこと、無駄だったんじゃないかと思ったとしても、そんなことは全然ないはずなので。
まあ、いろんなところに目を向けて、その失敗だったら失敗、無駄だと思えることだったら無駄だった思えることの端々に目をやって、いろんな視点から見て、本当に無駄になったのかということは再考する余地があるなというふうに思います。
もちろん同じ失敗を繰り返してもね、それは無駄かもしれませんけれども、そうじゃないことも多々ありますからね。
そういうふうに僕は思っています。
最後に
今日ちょうど朝散歩していて、今も散歩中なんですけど、名探偵コナン君のことを考えていてですね、やっぱりコナン君は素晴らしいなと思った次第でございます。
コナン君が一生懸命頑張ってくれるおかげで、コナン君の体は全然元に戻らない。
何十年も過ぎてしまったけれども、だけど僕らにね、エンターテインメント、感動や興奮を与えてくれてるコナン君は本当に素晴らしいなと思います。

