メルカリに出品していると、出品までは気軽に出来ても、取引が成立して、いざ発送となると、ちょっと面倒に感じることはないでしょうか?
住所を調べて記入しなくてはならなかったり、送料がどれくらいかかるのか分からなくて不安になったり・・・
そんな時には、らくらくメルカリ便がおすすめなんです。
メルカリの発送方法の種類にはいろいろありますが、メルカリならではの、「らくらくメルカリ便」を使うと、商品の発送の際に何かと気になる問題が、ほとんど解決されるのです!
そんな、らくらくメルカリ便を使うための手続きや、送る時の注意などをまとめてみました。
らくらくメルカリ便とは
ひとことで言うと、出品者の住所が、相手にわからない上に、購入者の住所も出品者側にはわからないという、いわゆる匿名での発送が出来るものです。
何故こんなことが出来るのかと言うと、メルカリと、ヤマトが提携していて、取引が成立すると発送者と購入者の名前や住所のデータがヤマトに送られるからなんです。
発送の際に、そのデータが二次元コードに変換された伝票を貼り付けることで、両者に連絡先が分からない仕組みとなっています。
また、送料はメルカリが一部を負担してくれるため、通常の宅急便より安く送ることが出来るのです。
それ以外にも、メリットはたくさんあります
- QRコードで発送伝票が打ち出されるので、手書きで住所を書く手間が省ける。
- 発送の時に、送料を払う必要がない。
- 近くのコンビニから発送できる。
- 通常の宅急便だと、配達先によって、送料が変わったりするが、梱包サイズで送料が決まっているだけで、全国一律である。
- 最短で発送できる。
- 配送途中のトラブルに対する補償がある。
と、こんなにメリットがあるので、利用しない手はないですよね。
では、次に利用方法について説明していきましょう。
らくらくメルカリ便利用方法
出品した商品をらくらくメルカリ便で送りたいと思ったら、出品の時点で、らくらくメルカリ便を選択しておく必要があります。
出品画面で、「配送の方法」を選択する時に、「らくらくメルカリ便」を選べばOKです。
らくらくメルカリ便サイズ別の配送料金
サイズ別の配送料金は以下の通りです。
- ネコポス(A4サイズ) 195円
- 宅急便コンパクト(専用BOX 65円) 380円
- 宅急便(60㎝×160㎝) 600円
全て全国一律料金となっています。
らくらくメルカリ便のネコポスとは
上記のサイズ別配送方法の中でも、特におススメなのが、ネコポスです。
これは、相手先のポストに投函してもらえるサービスなんですよ。
送れるサイズは、角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)以内、厚さ2.5cm以内、重さ1Kg以内で、送料は全国一律195円となっています。
薄手の衣類や、日用品・雑貨以外にも、アクセサリー、本、スマホケースなどを送るのにも、使い勝手の良い配送方法だと言えるでしょう。
また、全国翌日配達(一部地域を除く)をうたっているだけあって、配達は迅速なんです。
その上、追跡も出来るので、メルカリ利用者には安心ですよね。
ただし、相手先のポストに入らない場合は、持ち帰ることもあるということと、配達日時の指定は出来ないという点に、注意が必要です。
らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトとは
ネコポスでは送れないようなもう少し大きめの荷物を送る場合には、宅急便コンパクトを利用しましょう。
これには専用BOXが必要となります。
ヤマトの営業所か、一部のコンビニでも購入は出来ますが、出来れば事前に購入しておきましょう。
その場で梱包したりすると、きれいに梱包出来ないことがありますので・・・
専用ボックスのサイズは以下の通りです。
- 薄型専用ボックス(縦24.5×横34㎝)、重量や厚みの制限は無し(ふたが閉まればOK)
価格65円 - 専用ボックス(縦25×横20×厚さ5㎝)、重量制限は無し
価格65円
どちらも全国一律380円で送ることが出来ます。
らくらくメルカリ便の手続きのやり方
まず、商品が売れたら、取引画面で、「コンビニから発送」または、「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」のどちらかを選択します。
「コンビニから発送」を選択すると、さらに、「ファミリーマート」、「サークルK・サンクス」、「セブンイレブン」から、自分が荷物を持ち込むコンビニを選択してください。
その後、商品のサイズを選択して、「配送用の2次元コードを表示する」をタップすると、2次元コードが表示されます。
このコードをヤマトの営業所か、コンビニで、専用の端末に読み込ませると、伝票が発行されるので、荷物と一緒に伝票をレジで渡せば、手続きは完了です。
その後、メルカリの取引画面で、発送通知をしましょう。
同時に追跡番号もメッセージしてあげると、親切ですね。
らくらくメルカリ便の送料の支払い方法
送料は、その場で支払う必要はありません。
らくらくメルカリ便の場合の送料は、取引が完了した時点で、商品の売上げから差し引かれる仕組みになっているからです。
そういう意味では、窓口でお財布を出して、現金で払う必要がないのが、魅力と言えますね。
らくらくメルカリ便の集荷の依頼方法
ネコポス以外は、集荷を依頼することも出来るんです。
売れた後の取引画面で、「ヤマトの集荷サービスを利用して発送(集荷料¥30が追加されます)」を選びましょう。
商品のサイズ、集荷希望日と希望時間帯を入力して、「ヤマトへ集荷依頼をする」をタップすると、送り状番号が表示されます。
送り状番号を、集荷ドライバーに提示すれば、完了です。(事前に梱包しておくことを忘れずに!)
また、宅急便コンパクトで送る場合の専用BOXはドライバーからは購入出来ませんので、事前に、ヤマトの営業所かコンビニなどで購入しておきましょう。
大型らくらくメルカリ便とは
らくらくメルカリ便の中でも、家具などの大きめの物を送る際に使えるのが、大型らくらくメルカリ便です。
タンスや冷蔵庫、ソファなどの大きなサイズの商品も、全国一律料金で配送できます。
いままで手配が大変だった大きなものも、かんたんに送ることができます。
ただし、他のメルカリ便のような匿名配送は出来ません。
やり方は、出品の際に「大型らくらくメルカリ便」を選択して、商品のサイズを入力するだけです。
商品が売れたら、「集荷希望日時」を入力します。
購入者が、「お届け希望日時」を入力し終えたら、「ヤマトへ集荷依頼をする」をタップして、集荷に来てもらいましょう。
梱包はやってくれますので、自分でしなくても大丈夫です。
購入者宅には、搬入から設置、資材の回収までを全てやってくれるという、至れり尽くせりのサービスとなっています。
配送途中のトラブルにも補償がありますので、安心ですね。
らくらくメルカリ便の荷物の追跡について
発送した荷物を追跡するサービスも、らくらくメルカリ便にはちゃんとあります。
発送通知をした後、商品の取引画面に、発送済み→輸送中→配達中→配達済みと、表示されるので荷物がどこにあるのかを確認することが出来るのです。
もっと、詳しい配達状況を確認したいという場合もありますよね?
そんな時は、追跡番号があれば、ヤマトのホームページから、確認することも出来るんです。
取引画面の「送り状番号」をヤマトの「荷物お問い合わせシステム」のページに入力して検索すると、表示される仕組みになっています。
らくらくメルカリ便に後から変更は出来る?
出品の時点で、他の配送方法を選択していて、商品が売れた後に、らくらくメルカリ便に変更することはできます。
ただし、匿名配送は出来ません。
変更する場合には、購入者に、そのことを伝えましょう。
また、着払いにしていたものを、売れた後に、らくらくメルカリ便に変更することは出来ませんので、注意してくださいね。
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の違い
らくらくメルカリ便と似ているのが、ゆうゆうメルカリ便です。
これも匿名配送ではありますが、取り扱いが郵便局の窓口か、ローソンのみとなっていることから、発送場所が限定されてしまいます。
サイズ別の配送料金は、
- ゆうパケット(A4サイズ、厚さ3㎝以内) 175円
- ゆうパック 60サイズ:600円 80サイズ:700円 100サイズ:900円
小さいサイズだと175円なので、らくらくメルカリ便のネコポスよりおトクですね。
ちなみにゆうゆうメルカリ便の良いところは、購入者が自宅以外の郵便局やコンビニ(ローソン、ミニストップ)でも荷物を受け取ることが出来るという点にあります。
購入者が、取引画面で受取場所を選択すればいいだけなので、出品者側は特に操作する必要はありません。
らくらくメルカリ便の配送の注意点
以前は、らくらくメルカリ便もゆうゆうメルカリ便も利用するための商品代金の最低価格が設定されていて、その価格を下回っていたら、利用できないシステムでした。
それが、2018年5月になって、最低価格がなくなりました。
ですので、値段を気にせず送ることが出来るのです。
システムが変わる前は、知らずに販売価格を低く設定して、売れた後にいざメルカリ便で送ろうとしたら、送れない、というトラブルが続出していたようなんです。
そのトラブルを防止するために、システムが変更されたのでしょう。
ここで、注意点があります。
もし、送料が販売利益を上回る場合、その分をメルカリの事務局が負担することになっているのです。
そうなると、当然販売利益は0円になります。
それだけではなく、1度このようなミスをしてしまい、その後も同じミスをしてしまうと、事務局からペナルティを受ける可能性があるんです。
くれぐれも、送料をちゃんと計算した上で、販売価格を設定するようにしましょう。
まとめ
らくらくメルカリ便にも、荷物の大きさや重さによって、種類が選べるのがわかりましたね。
匿名なので住所を書く必要もなく、窓口で送料を支払ったりする手間が省けるだけでなく、送料も安いとは、まさに利用者に優しいシステムと言えるでしょう。
らくらくメルカリ便は、もうかなり一般的になっていますので、コンビニでの手続きもスムーズに行うことが出来るはずです。
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