「これ書いて死ね」とう漫画ご存知でしょうか?
僕はこの漫画がとても気に入ってます。
学生たちが成長していく物語なんですけど、ジェラシーだったり、自己対応だったり、そういったものが取り入れられているのが好きだなって思ってます。
今日はこのジェラシーについてお伝えしていきたいと思います。
ジェラシーっていうのは、非常に使い勝手の良い感情だなって思ってるんですね。
世の中的にはあまり良くないって言われたりしますけど、それは使い方を間違えたら良くないってことです。有効に使えば、自分の能力を最大限開花させるための起爆剤になると思ってます。
そうじゃないですか?
「もっときれいになりたい、あの人みたいに!」って思って女性はきれいになるわけだし、
男だって「もっとかっこよくなりたい!」って思うわけです。
「あの人みたいにお金を稼ぎたい!」と思って頑張って豊かになっていく人もいっぱいいますよね。
なのでジェラシーは強力なエネルギーになるわけです。
でももちろん使い方によるんですよ(^_^;)
下手に使って人の足を引っ張っちゃったり、悪口言ったり、最悪いじめちゃったり…そういう使い方は面白くないんです。
この漫画の中で、漫画部の先生の過去の話がります。
その先生は元々漫画家で、初めて自分の漫画が出たときに書店に行って、自分の漫画がそこにあることを確認します。
「精一杯やってやっと自分の漫画を1冊出せた。命がけでやって負け。ここでおしまいにして死ぬ?」と考えるんです。
でも棚を見てみると、他の漫画家の先生の作品もいっぱい置いてあって、自分より有名な先生の今人気の漫画にはすごいポップがついて押されてる。
それを見てですね、もう一旦はここでおしまいにするかと思ってた自分がいたんだけど、周りのもっとイケてる先生を見て「次はお前ら皆殺しだ」って思うんです。
殺すっていうのは倒すって意味ですよ。
ほんとに殺さないですからね(笑)。
こいつらよりも絶対に上に行ってやるってことです。
それはジェラシーを感じたから。
ジェラシーを感じる場合と感じない場合で、どっちの方が成長するんですかね?当然ジェラシーを感じた方が成長しますよね。じゃあジェラシーを感じて、それを無視した場合と無視しない場合で、どっちが成長するんですかね?
当然無視しない場合ですね。
その後、先生はあんまり売れなかったんだけど、先生のアシスタントさんだった方は売れたりもする。今は高校の漫画の先生として高校生を指導してたりするんです。漫画の甲子園みたいなやつに出るらしいんですよ。
そういう一生懸命やったことっていうのは、先にもつながってくるんです。
自分だけじゃなくて周りの豊かさにもつながっていくし、インスパイアしていく。
つまり世の中をより良くしていくことに役立っていくわけです。
先生がジェラシーを感じた、他の漫画家たちだって、誰かにジェラシーを感じていたのかもしれませんよね。
さらに押さえておきたいのは、自分がジェラシーを感じるってことは、そこに何かがあるってことです。
ここ大事ですよ。
そこにあなたの使命があるかもしれない。使命につながるなにかがあるのかもしれない。
てか、何かあるものです。
普通、本屋で推されてる漫画を見て、
「こいつら皆殺し」とか思わない。思ったってことは、そこになにかある。
たしかに、その道に進んだとしても、直接的には結果が出ないかもしれません。
漫画家全員を倒すと思って一生懸命やったからって倒せるとは限らないけど、そこでやった努力とか、努力によって成し遂げた成長っていうのは、自分だけじゃなくて自分の周りにも影響を及ぼすわけだから。
だから変にジェラシーが良くないとか思わないで、ジェラシーを感じたのを無視しないで、どんどん認識して行動していった方がいいと僕は思ってます。何が起きるかわかんないから。
そもそもジェラシーっていうのは必要だから僕らは感じるんです。必要のない感情だったら、どこかの時点で人間が進化する過程で置き捨てられてきたと思うんですね。
今の人間って、動物みたいにすごい逃走本能とか戦う本能っていうのは、結構もうなくなってきてるじゃないですか。いきなり噛み付いたりとかしないでしょう?
そういうのは昔、多分あったと思うんです。おさるさんの頃は。
でももう必要なくなってきたからなくなった。
でもジェラシーっていうのは今だに残ってるってことは、あった方がいいから残ってるんですよね。
これ、ほんと有効活用しましょう。あなたが成長した分、あなたの周りも成長するし、成長する機会が与えられるし、世の中もより良くなっていくから。