真一です。
今回は「響く文章」の書きで重要なポイントをお伝えします。
響く文章って、ライターの感情がビンビン伝わってくる、そういう文章のこと。
ビンビン伝わる文章、書きたいじゃないですか?
でも、メルマガとかブログとかやってる人の文章でもつまらんものが多いこと。
「教科書読まされてんですか?」
「辞書ですか、これ?」
っていうのが多いわけです。
書籍だったらね、これでもいいかもしれない。
なぜって、買ってくれた時点で利益確定してるから。
一面、内容なんてどうでもいいのかもしれないですよね。
でも、無料でやってるブログとかメルマガでそんなつまらん文章を公開してしまったら読まれません。
読まれなくて終わり。
「メルマガ解除!終了〜〜!」
だから勉強熱心な人は「ライティングテクニック」学ぶんです。
面白い文章を書いて読者さんに喜んでほしいから。
でも、そこには響く文章の書き方なんて書いてないんですね。
確かに、テクニックを学んだらキレイな文章は書けるかもしれない。
理論的な文章は書けるようになるんでしょう。
「アナゴくんが、マスオさんより年下だったことを知ったときのような驚き」
のような読者がイメージしやすいような描写を使うことで、面白くもなる。
たしかにそうなんだけど、根本にある、「感情」がないと響かないんです。
逆に、テクニックなど使わなくても、ビンビン響いてくる文章ってありますよね。
文書的には下手で、途中何言ってるかよくわからないけど、なぜか響いてくる。
そういう文章ってあるわけです。
例えば、小児病院に入院する子供が書いた、こういう文章。
「命はとても大切だ/人間が生きるための電池みたいだ(中略)だから 私は命が疲れたと言うまで/せいいっぱい生きよう」
たまらなく響いてきますよね。
目頭が熱くなって、
「なんかごめんな。僕も精一杯生きるよ。」ってなる。
「生きたい」という気持ちが、読者の心に響いてくるじゃないですか。
ライティングテクニックなんて学んだわけじゃないのに、感情がのると、響く。
一方は起承転結がはっきりしてて、論理的で、描写も上手い。
でも、響いてこない。
もう一方は、テクニックなんて意識してない文章なんだけど、なぜかビンビン響いてきて、心が揺すぶられる。
笑っちゃったり泣いちゃったり。
この違いを生み出しているのは、「感情」なんです。
感情がのれば、読者の心に響く。
感情がのらなければ、響かない。
ラブレターは好きな人に向けて書くから、下手でも伝わるんで、どうでもいい人に向けて書いたラブレターなど、伝わらないんですね。
大事なのは「感情」。
そして、「生(なま)」であること。
つまり、今、何らかの感情が沸き起こっているこの瞬間に書いちゃうことなんです。
なぜなら、生であればあるほど、感情が乗るから。
本音がのるから。
体裁とかロジックとかは、あとで直せばいいんで、とにかくガ〜〜っと書いちゃう。
すると自然と感情がのって、響く文章になるんです。
だから、「生」で書かないと。
その内、慣れてきたら、その時の感情を思い出して、その時の、ある種オーラのようなものをまとったら、響く文章をかけるようにもなります。
そして、自分以外の人のプロフィールを書いたりも出来るようになります。
でも、はじめは無理。
はじめからそれをやると、すっごいぎこち悪くなっちゃうので、やっちゃダメなやつです。
はじめのうちは兎に角、感情が「生」のうちに書き上げてしまうこと。
それが響く文章を書くポイントですよ!