売れる「商品」の共通点、プロセスエコノミーとは?

こんにちは、片山真一です。

今回は売れる商品には商品自体には共通点はなくても売り方に共通点がある、という話をしていきたいと思います。

※音声はこちらです。

 

例えば最近売れたNiziUと言うグループご存知でしょうか?
J.Y.Parkさんがプロデューサーを務めてプロデュースしたガールズグループですね。

NiziUはめちゃくちゃ売れている最近の話です。

もっと以前の話であればしくじり先生というテレビ番組の中で、レイザーラモンHGさんの奥さんが出ていました。

その奥さんが石鹸を作ったのです。
その石鹸が1億ぐらい売れたという話がありました。

これはもう20年とか前の話だと思いますが、そのようなことがありました。

NiziUとHGの奥さんには共通点があります。

また、その他の例では最近のクラウドファンディングで言うとMakuakeとか、サイバーエージェントさんがやっているMakuake、本田圭佑さんが出資して話題になりました。

Makuakeも全く同じ共通点があります。

ここの共通点っていうものが見えてくると、商品をどのように打ったらたくさん売れるようになるのかということがわかってきます。

逆に言うと、商品を見てこの商品が売れてると思って同じようなものを作って売っても大して売れません。

味噌ラーメンが売れてると思って味噌ラーメン作っても多分売れません。

味噌ラーメン好きな方が多いと思いますが、おそらくあなたが味噌ラーメンを始めたところで大して繁盛店にはならないということです。

王将が売れてる時に、大阪王将がある、餃子の王将がある、いろんなところで餃子屋さんがあるからといって、餃子屋さんをはじめてみようと思っても多分そんなに売れないと思います。

売れるということは商品自体というよりは売り方に共通点があるのです。

売れてるものっていうのはNiziU、HGさんの奥さん、Makuake、他にも色々そうですが売り方なのです。

視点のポイントが全く違います。

ガールズグループ、石鹸、クラウドファンディング全く違うものに見えますが、売れているのはその商品自体ではなくて売り方に共通点があるからです。

ここが非常に重要なポイントなので押さえていかなければなりません。

ずっと昔のマーケティング本などを読んで「こういう商品を作れば売れる」などという時代ではありません。

今はもうそのような時代ではなくなったのでご注意しなければなりません。

さて、その売り方の共通点って何なのかという話を今からお話していきたいと思います。

売り方3つの共通点とは?!

ポイントたった1つです。ポイントはいっぱいありますが、たいせつなポイントは1つだけです。

そのポイントを説明していきます。

結論から言えば、過程を見せるということです。

具体的には商品を作っていく過程を見せるということです。

最近プロセスエコノミーという言葉が聞かれるようになってきました。
プロセスエコノミーという本も出ているようです。

つまりプロセスを見せるということです。

NiziUの例で言えば、まだデビューする前の初心者、素人の女の子たちをオーディションで選考していく中で数十人に絞り、その中でさらにいろんな課題を出しながら、何人かに絞っていきます。

その中で女の子たちの成長している様子がわかるわけです。

葛藤があったり、涙があったり、笑いがあったり、喜びがあったり。

視聴者は彼女らにたいしてすごい一生懸命やってる人だと見るわけです。
その感動によってファンになることが多いようです。

NiziUデビュー前に紅白歌合戦の出場が決まったのですが、デビューしてない訳ですから彼女らはその時点でまだ何も売ってないのです。
まだ何も売ってないというのは言いすぎですが、デビューしていませんからそんなに認知が広がる場面ではありません。

ところが多くの人が彼女らのことをみんな知ってるのです。

縄跳びダンスとか話題作りになりましたが、縄跳びダンスが話題の共通点ではないのです。

それ以前の時代ですと三代目Jソウルブラザーズのダンスが話題になったり、ガッキーと星野源がやってたドラマでもダンスが話題になったりしてバズっていました。

その部分だけ見てあのようなバズるダンスを作ればいいんだなどと思っていると、それは表面でしかありません。
つまりはプロセスを見せようという事です。

HGの奥さんの例でいえば、当時アメブロが流行っていました。

アメブロの中で「自分はアロマでいい香りの石鹸を作るぞ」と彼女が思いつき、試行錯誤している過程をアメブロの中で発信し続けたのです。

すると次第に「その石鹸できたらできたら私もぜひ使ってみたいです」というようなコメントや、いろんな応援のコメントとか寄せられていろんな人が見にくるようになり発売の前からお客さんがついてたわけです。

それは、プロセスを見せていたからです。

ではMakuakeはどうでしょうか?

Makuakeに限らずなのですが、それがどんな商品かっていうものは割とブラックボックスです。
何が届くかというのは、実際届いてみないとわからないわけです。

「Makuakeで今度こういう商品を作るので支援お願いします」のような見せ方をしてます。

それ自体はまあいいとしてもそのMakuakeの中身が、「これから私にはこんな夢がありますが、こんな夢があって、こんな商品を作りたいと思っています。

商品完成したらあなたにお届けしますから支援お願いします」という感じで寄付を募るわけです。

その夢を伝えるとか、こういう商品を作りたいと思いますというところを見せると言うのが、過程を見せると言うことと共通します。

NiziU、HGの奥さん、Makuakeというのは、そういうプロセスを見せるという共通点があるわけです。

これが売れる商品の共通点です。

 

プロセスエコノミーという言葉を聞くと新しい言葉で全く新しい概念化のように捉えられたりするのですが、これは昔からある概念です。

例えばNiziUというのは単なるオーディション番組です。
過去のASAYANなども同様でした。

Jソウルブラザーズとか、EXILEなどもオーディション番組でやっています。

その過程を見て初めからファンになってるわけです。

プロセスエコノミーという言葉は新しい概念ではなくて、事前にどんなものを作っているかを知らせるというだけの概念です。

ラーメン屋さんが試作のラーメンを作って、常連のお客さんに「試食してもらえませんか?」といって意見を求めながら改善していくというパターンがあると思いますが、それと同じことです。

プロセスエコノミーという響きは凄く格好よく聞こえますが、過程を見せるというだけの概念です。
単に、完成前の過程もみせていきましょうということです。

いきなり自分で全部考えて「これがあなたの欲しいものはこれです」と提供するのではありません。

あなたが欲しいものはこれですと提供するのもいいのでしょうが、過程を見せてください。

プロセスエコノミーのメリットは?

プロセスエコノミーの利点はたくさんありますが、メインの部分は三つです。

  • 一つ目がお金のリスクが極端に少ないということ。
  • 二つ目がフィードバックがあるので、いいものになりやすい商品がさらに良いものになりやすいこと。
  • 三つ目はこれが誰にでもできる時代であることです。

一つ目のお金のリスクが少ないというところを解説すると、発売する前からお客さんついてるのです。

例えばHGの奥さんの例で、石鹸を発売する前から「私それ発売されたら使いたいです」というわけです。

Makuakeも同様です。
出資金が貯まったら作りますよということです。

出資金が貯まったら作り、あなたのところにお届けしますということなら受注生産と同じです。

出資金が集まらなかったらやりませんという話なのです。

つまりお金のリスクが少なくてよいわけです。
1000万円突っ込んで全然売れないということがないわけです。

売れる分ぐらいのだいたいの数だけ作れるってことがプロセスエコノミーのいいところの1つです。

お金のリスクが極端に少ないです。
情報商材で同様にやったらお金のリスクはほぼありません。

二つ目は、フィードバックによってよりいいものになりやすいということです。

先ほどのラーメン屋さんの例で、自分がうまいと思うラーメンとお客さんがうまいと思うラーメンでは違う場合があるわけです。
つまり発売する前に修正していけるというところです。

例えば「私は、商品を作ろうと思って商品完成の10個の過程のうち今は3個目までいきました。

ここまでどうでしょうか」なことを聞かなくても、向こうから言ってくれるわけです。

なんかちょっと色がダサイとか。
なんかキャラ主人公の顔が野暮ったいとかそういう話になるわけです。

このように「フィードバックが発売する前からいただけて修正できる」ことであれば、ダメなところに気がつかずに販売して失敗するということが極端に少なくなります。

三つ目は、誰でもできる時代ということですが、NiziUの例で言えばセットなど結構巨大なものを作っていましたので誰でも出来る事ではないです。

Makuakeのようなクラウドサービスを個人がいきなり作るのも同様に困難です。

ただし、HGさんの奥さんに関してはアメブロですので誰でもできます。

今からアメブロやるのかと思ったかもしれませんが、そういうことではありません。
アメブロが流行っていなければ、プラットフォームが違うだけで色々ありますから例えばインスタでも良いと思います。

何でもいいわけです。

しかも無料でできるのも沢山あります。

ですから無料で使える今流行りのプラットフォームを使ってアメブロと同じようなことが可能です。

ちなみに私はブログとかユーチューブとか使ってます。

更にメルマガやLineとか使いながら仕事を頂いております。

完全に無料ではないんですがラインのシステム使ったりすると数1000円とか1万2万円程度ですが、利用によって大きく利益が上回っていれば問題ありません。

Lineなどは1ヶ月千通レベルなら無料でも使えるわけですから有料のものを使わなくてはならないっていうこともありません。

メルマガなど無料でできるシステムもあります。

要するに、すごくハードルが下がった時代なりました。

個人でHGさんの奥さんのようにビジネスをやるには非常にハードルが下がった時代なのです。

つまり誰でもできる時代だということです。やるかやらないかの問題です。

目次

まとめ

今回はプロセスエコノミーやったらいいですよってことをお伝えしてきました。

全体的にまとめますと、売れる商品には商品自体ではなくて、売り方に共通点があるということです。

もちろん商品は良くなければリピートに繋がらなりません。
石鹸販売始めても2個目3個目を買ってくれなかったら意味ないわけですから商品が良いことは大前提です。

商品はフィードバックがもらえれば良いものにはしやすい訳です。

フィードバックもらいながら石鹸を作りますと。
市場のニーズとすり合わせをしながら、良いものにして行けるわけです。そ

れをプロセスエコノミーで誰でもできる時代時代です。

この手法を使ってるのはNiziUさん、Makuakeさんなどいろんなところがありますという話でした。

HGさんの奥さんでも20年ぐらい前にそれをやって1億の売上と言っているので、今ならもっとやりやすい時代になってますからもっと稼げます。

この10年、20年でこれだけSNSとかが発達してるわけですから、ぜひやってみたらいいんじゃないというふうに思っています。

理由はリスクが少ないからです。

失敗したところで多少はあると思いますが、小学生の一年間の数万円ぐらいのお小遣いぐらいす。

その程度のリスクは取る必要があると思いますが、リスクを全く取らないという無料投資もできなくはないのかもしれません。

いずれにしても誰でもできる時代で、しかもそれが1億の売上を出すという事例もあるので、ぜひやってみたらいいんじゃないかなと思います。

今は副業時代だと言われています。

例えばトヨタの社長さんが何年か前に終身雇用がなくなりますとの話をされました。

トヨタが言っていることから目をそらしてはいけません。

また政府が年金が1人当たり2000万円不足するとも発表しました。
政府の発表も目をそらせません。

 

目をそらし臭いものには蓋をする人の末路と自分にできる範囲でもチャレンジし続けて目を開いて臭いものに蓋をしない人と差が出来るのは当然の話です。

どちらがいいですか?
当然楽しく豊かな人生の方がいいと思います。

どちらの選択をするかは今回のお話を見てもらってたり聞いてもらってる方の自由選択です。

ただ最後にだれにでもできる副業時代の扉が開かれているので、ぜひ入ってみられることをお勧めしたいと思います。

私の周りにもそういう仲間がたくさんいます。
ぜひチャレンジしてみてください。

では、今回は以上で失礼します。

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