こんにちは、片山真一です。
今日は、ちょっと変わった話をします。
「預言を信じすぎる人」について。
あなたの周りにもいませんか?人類滅亡説を真に受けて、真剣に準備している人。
実は、そういう人が世の中に必要なんじゃないか。
そんな話をしていきます。
京都のホームパーティーで見つけた謎
昨日、京都でアカデミックなホームパーティーに参加したんです。工学博士や農業系の教授、引退した政治家など、錚々たる顔ぶれでした。
そこで出会ったのが、人類滅亡預言を強く信じる女性。彼女と話すのは疲れる、という声も聞こえてきました。
パーティーの後、ある参加者と二人で祇園のお気に入りの店で一杯。「なぜあんなに預言を信じるんだろう」と首をかしげる彼に、僕はこう答えたんです。
「実は、そういう人が一定数必要なんじゃないかな」
預言信者は本当に必要ない?
預言を信じすぎて幸せならいいけど、その人はあまり幸せそうじゃなかったんです。辛そうでした。
でも、僕が思うに、そういう人って一定数必要なんです。なぜか?結論から言うと、人類が滅亡しないために、人類滅亡の預言を信じすぎる人が必要なんです。
262の法則から見える、意外な真実
ここで生物学の「262の法則」を知っていますか?簡単に言うと:
- 2割が超働き者
- 6割が普通
- 2割が怠け者
という分布になるんです。面白いのは、この法則がどんな集団でも成り立つこと。超働き者だけを集めても、またこの比率に分かれるんです。
緊急時に活躍する「怠け者」
ここからが驚きです。
緊急事態が起きると、普段は働かない2割の「怠け者」が大活躍するんです。例えば、巣が壊れたり、大量の食料が見つかったりした時。
つまり、働かなかった2割のアリは、緊急事態に備えてエネルギーを貯めていたんです。種の存続を考えると、この2割の「怠け者」アリも必要なんです。
預言信者は人類存続の切り札?
さて、ここで預言信者の話に戻りましょう。
彼らは何をするでしょうか?そう、隕石が落ちても生き残れるような準備をするんです。シェルターを買ったり、食料を備蓄したり。
大金持ちの中には、島を丸ごと買って「最悪の事態」に備える人もいるんですよ。信じられますか?自給自足の設備はもちろん、警備員まで雇って食料を守るんです。これ、本当の話ですからね。
預言が外れても意味がある?
確かに、ほとんどの預言は外れます。隕石が落ちる確率は99.99%ないでしょう。
でも、もし本当に起こったら?生き残るのは誰でしょう?
そう、「変な預言を信じている人」なんです。彼らが生き残って、また人類を存続させていくんです。
人類の歴史と預言信者
実は、人類の歴史を見ても、大規模な災害の痕跡はあるんです。ユカタン半島の隕石、オーストラリアの巨大隕石…。1万年に何回かのペースで起きているかもしれません。
もしかしたら、人類の進化の過程で何度か大災害があったかもしれない。アウストラロピテクスからホモ・エレクトス、クロマニョン人と進化してきて、その度に生き残ったのが、「滅亡を考えすぎていた人」だったら?面白い考えですよね。
ホモ・サピエンスの秘密
「サピエンス全史」という本を読んだことありますか?そこでは、ホモ・サピエンスが繁栄した理由を「嘘を信じられるから」と説明しています。
もしかしたら、「預言を信じすぎる」というのも、同じような機能を果たしているのかもしれません。それこそが、私たちを繁栄させた理由かもしれないんです。
個性は人類発展の源
預言信者だけじゃありません。周りから見たら「変わってる」と言われるような個性、あなたにもありませんか?
実はそういう「変わった個性」こそが、人類を発展させてきたんです。ベンジャミン・フランクリンだって、雷の日にたこ揚げなんてしましたからね。雷が電気であることを発見したんです。周りから見たら意味不明な行動が、人類を発展させたんです。
あなたの「変な個性」を大切に
僕自身、よく「変わってるね」と言われます。この音声を録るのが好きなのも、きっと変わった個性の一つでしょう。
でも、それでいいんです。むしろ、その個性を伸ばしていってほしい。なぜなら、その個性が人類の未来を救うかもしれないからです。
何かあった時に活躍するかもしれない。頼られるポイントになるかもしれない。だから、その個性を殺さずに、むしろ伸ばしていってほしいんです。
まとめ:個性は人類の宝物
今回のお話をまとめると、こうなります:
- 預言を信じすぎる人のような「変わった人」も、実は人類の存続と発展に必要不可欠なんです。
- あなたの「変わった個性」は、未来の人類を救うかもしれない。
- 他人に迷惑をかけない限り、その個性を大切にしよう。
ただし、夜中に爆音でバイクを走らせるような迷惑な個性はNGですよ。でも、台風の日にたこ揚げするくらいなら、全然OKです。
いかがでしたか?この音声を最後まで聞いているあなたも、きっと「変わった人」です。でも、それは褒め言葉なんです。自分が思って生まれた個性っていうのがおそらくあるはずなので、きっとありますよ。この音声聞いている時点で変わってます、あなた。本当に。
その個性を殺さずに、むしろ伸ばしていってください。なんかあった時はすごく活躍すると思うし、なんか頼られるポイントになりますし、本当に個性殺さずにね、むしろ伸ばしてやっていってもらえたらなというふうに思っております。
はい、ということで今日はお話をしました。では失礼します。