鯉が教えてくれた大切な人の守り方

昨夜駅前で友人とお酒を飲んだ帰り道、桜並木の川沿いを歩いていると
バシャバシャバシャバシャ!!


バシャバシャバシャ〜〜!!

 

とすごい音が。

時間は夜の12時くらいで川の中で何が起きているのかは見えません。
でも、よ〜く目を凝らして見てみると、どうやら鯉がバシャバシャしている。

 

しかもどの鯉もつがいっぽい。

鯉です。

 

なるほど。繁殖期なんだなとなんとなく理解し、疑問が・・。

 

「なんでこんな夜中に?」

 

土手沿いを歩きながら酔った頭で考えた結果出てきた答えはこんな感じです。

 

繁殖中はメスの生んだ無精卵に精子を振りかけなければなない。

つまりかなり重要な場面。

だからメスもオスも集中している=無防備
それを考えると昼間は天敵(鳥やカピパラなど)に狙われやすいので夜がいい。

だからこんな時間にバシャバシャやっているんだなと理解。

 

そんな鯉の健気さに僕は考えさせられたのでした。

 

 

鯉でも大切な人を守るために戦略を立てているではないか。

 

それに引き換え、多くの人が就職したら安泰かのように人生になんの戦略も立てず無防備でいなんて・・・。

 

鯉も昼間に繁殖活動をしていて、上手くいけば行けれど、カピパラに狙われたら終わり。

人も会社が上手くいっていればいいけれど、傾いたらどうなるかわからない。
カピパラ

そして何十年も勤めていれば、ずっと右肩上がりなんて稀。

その時なんの策もなければ、もしかしたら家族に迷惑をかけてしまうかもしれない。

 

会社が傾かないように頑張るのは当然として、それでも向かい風が吹いたときに堪えるための策が必要ではないか?
鯉が夜中に繁殖する音を聞きながら、そんな事を考えた桜並木の帰り道でした。

 

ちなみに、僕がサラリーマンをやっていた時は悲しいくらいに給料が少なかったです。
これで家族を養っていくって・・。

どれだけ我慢させる事になるんだろう・・。

どうしよう・・。

我慢ばかりの人生で幸せに出来るだろうか?

 

こんなに一生懸命働いているのに年収が50万円とか100万円上がるとかまずない。

正直かなり切なかったです。
会社からの帰り道、なんども転職しようと思いました。

 

でも、転職したところで給料が上がる保証もない。
その職場が自分に合っているかもわからない。

そうなった場合はまた転職、そこでもダメならまた・・となってしまう。

なのでそうそう転職など出来ませんよね。

 

そこで僕が始めたのは副業でした。
鯉が大切な人を守るために取った方法が夜の繁殖だったのに対し、

僕が大切な人を守るために取った方法は土日の副業だったのです。

 

週末に副業を始めて2、3ヶ月してなんとか10〜20万円くらいの利益を出せるようになった時、やっとある程度余裕のある生活が出来るなと思ったものです。

 

大切な人に我慢ばかり強いる生活はしないで済むと思えました。

実は鯉と同じ事を僕はしていたんですね^^

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