こんにちは、真一です。
昨日、面白い話を聞いたので、あなたにもシェアしたいなと、思います。
たまたま、結婚相談所をされている方と、お話しする機会があったんですよ。
最近の、結婚相談所に来る人の質が、少し変わってきているそうです。
前だったら、結婚したい本人が来るじゃないですか?
だけど最近は、親だけが来るとか、親が条件を言って探してもらう、みたいな感じが結構増えてきたそうです。
あるいは、親と子供が一緒に来るとか。
これってだいぶやばいなと、僕は思っています。
親だけが来る場合って、何が起きているかというと、おそらく子供は、結婚したいと思っていないんですよね。
僕が言いたいのは、親がいないと何もできない子供ですよね、ということではなくて、子供が結婚したくないと思っているのに、無理やり結婚させようとする親ってやばいよね、という話です。
親の気持ちになってみれば、子孫を残すとか、家を残すとか、そういう価値観で育ってきた世代だから、気持ちはわからなくはないんです。
でも、無理やり結婚させても、しょうがないわけですよ。
子供は結婚したくないと思っているのに、結婚相談所に連れて行かれて、「いいパートナー候補が見つかりました」って親が探してきて。
しょうがないからと、そこで付き合うとしますよね。
そうするとどうなるかというと、スキンシップが足りないわけですよ。
別にそんなに好きなわけじゃないし、親が付き合えと言ってきた相手だから、自分が求めているわけではなくて、全然スキンシップもないし、男女の交わりもない。
それで最近増えているのが、女性目線で見ると、「彼氏ができたのに抱いてくれない」という問題なんです。
すごく淡白で、30代前半の女の子でも抱いてもらえなくて、悩むわけですよ。
それって、誰が幸せになるの?って話じゃないですか。
抱かなかったら子供も生まれないし、子孫も残らないから、親にとっても良くない。
結婚させられそうになっている息子さんにとっても、「あなた結婚しないと老後どうするの」とか、「私だって一生懸命育ててきたんだから、あなただってやりなさいよ」とか、いろんなプレッシャーをかけられて、大変だし、病むよねって感じですよ。
そんなこととは露(つゆ)知らず、条件が合っているからと付き合ってみたら、全然抱いてもらえない。
愛されている実感がないって、すごく悲しいですよね。
だから、結婚したいと思っていないなら、無理やりしないことが、みんなの幸せじゃないですか。
親にとってみたら、家を残せないってことは一大問題だと思います。
だけど、親自身が、何のために家を残すのか、そもそも家って残さなきゃいけないのかって、そこに立ち返る必要があるんですよね。
本当に家を残さなきゃいけないのか、私、義務感でやってないかということを、振り返ってみたほうがいい。
だいたい、義務感でやってるんです。
親が義務感でやっているから、子供に義務を押し付ける。
子供は義務感を押し付けられて、義務感でパートナーを作るから、パートナーは、すごく悲しい思いをする。
全員が、負の連鎖で悲しい思いをしていくわけですね。
もし、この二人が結婚して、何かの弾みで子供ができたとしたら、その子供にまた、「私だって我慢してきたんだから」と、義務を押し付けるわけですよ。
こういう連鎖は、もう断ち切らなきゃいけない。
これは決して、結婚なんていう価値観は古いですよ、と言いたいわけではないんですよ。
結婚した時のいいことも、結婚しなかった時のいいことも、両方を提示した上で、納得感を持って子供が結婚したいと思えたらすればいいし、思わないなら、別に無理してやる必要ないよねってことです。
こういうことって、結婚だけじゃなくて、いろんなところで起きていますよね。
働かなければいけないとか、自分の能力を伸ばさなければいけないとか、人を喜ばせなければいけないとか。
〝なんとかしなければいけない〟〝なんとかすべき〟という言葉が、もう氾濫しています。
そういう義務感でやっていると、今言ったように、負の連鎖が続きますから。
自分は何をしたいのか、本当に人を喜ばせなきゃいけないのかって、立ち返る必要がありますね。
だいたい、人が喜ぶかどうかは、その人次第なんですよ。
腕によりをかけてお弁当を作っても、味付けが気に入らないかもしれないし、逆に手を抜いて作ったお弁当を、めちゃくちゃ喜ぶかもしれない。
相手次第なんだから、〝喜ばせなきゃいけない〟みたいな価値観は、まず捨てたほうがいい。
すごい栄養満点なスタミナ弁当を開発したいんだって気持ちで作るとか、自分が作りたくて作る、自分がやりたくてやる。
相手が喜ぶかどうかは考えず、そういう風に生きていくのがいいですよね。
ビジネスをやっていて、「お客さん目線で考えないと」って思うかもしれないけど、そもそも流行っているお店って、自分がやりたいものを出しているでしょう。
静岡に「ブッチャー」という、二郎系ラーメンのお店があるんですけど、僕は太麺でギトギトして、野菜が大量に乗っていて食べられないから、無理なんですよ。
だけど、流行っているんですよ。
それが好きな人がいるんだから、二郎系ラーメンが好きな人は、自分が出したいものを出せばいいんです。
他のラーメン屋さんは、うちは味噌だとか、味玉だとか、自分がやりたいことをやっているから味もうまくなるし、そこに人がついてくるわけです。
大手のチェーンになって万人に好かれる味を出すなら別だけど、そんなこと考えなくていいわけじゃないですか。
結婚に関してならなおさら、相手は一人なんだから、みんなに好かれる必要はないですよね。
自分のことを大好きになってくれる人が現れて、その中から、自分が気に入った人がいれば選べばいい。
いないなら待てばいいし、しなくてもいいんだから。
誰かの決めた正解を生きようとすると苦しくなるけれど、〝問題だと思っていたことは、視点を変えたら問題ではなくなる〟のです。
今日のまとめとしては、「二郎系ラーメン屋になろう」みたいな話ですね。
誰かのための義務ではなく、自分の中にある、純粋な欲求で動くこと。
それが、本当の幸せに繋がっていくのだと思います。
今日、何か小さな選択をするとき、〝すべき〟を手放して、〝したい〟の声に耳を澄ませてみてください。
義務を脱ぎ捨てたとき、心は驚くほど軽くなるものです。
