今回はですね、閑古鳥が鳴いているお店と繁盛しているお店の違いっていう話をしたいと思います。
これは僕が好きなお店の話なんですけど、そのお店はできて2年くらいで閑古鳥が鳴いている訳ですね。
この間夜20時くらいに行ってみたら僕以外1人もお客さんがいないと。
20時っていうと飲食店だとお客さんがいっぱいいる時間ですよね。
でも僕以外1人もお客さんがいなくて、閉店時間が22時なんですけど22時まで1人も来なかったんですよ。
1人も来ないからお店の方とたまに話をするんで、色々聞いてみたんですね。
そうしたら、何故閑古鳥が鳴いているのか?っていうのがわかったんですよ。
その特徴が3つあったんで、それをお伝えしたいと思います。
お店を繁盛させるには、まず、閑古鳥が鳴く理由を分析
①ターゲットリサーチが甘い
お客さんが何を求めているのかのリサーチが甘いんです。
②ライバルチェックはしているけど需要がそもそも無い物を提供している
これもターゲットリサーチの話ですが、ライバルチェックがズレているっていう話です。
③お客さんが欲しい物ではなくて自分がしたい事だけをしている
これはマインドの話です。
一個一個説明していきます。
①ターゲットリサーチが甘い
ターゲットリサーチするのってお店を出す時は当たり前の話ですよね。
それにも関わらず、ほぼやっていない。って事が分かったんですね。
ここのお客さんは何を求めていて、どんなものが好きで、どんな価格帯を求めているのか。
そういうのって大事じゃないですか。
年齢層はどのくらいで、どのくらいの年収があって、ファミリーで来るのか、それとも僕みたいに1人で来るのか、ビジネスマン向けなのか。
お店を出す前にそういう事をリサーチする必要がある訳ですよ。
自分がやりたいお店をやるっていうのは決していけない事ではないのですが、それがその地域にいる人と全然マッチしていなかったら売れない訳ですよ。
この間幕張に行った時に、幕張に住んでいる人の平均年収2000万円って聞いたんですね。
嘘か誠わかりませんが、そんな風に年収が高い人が住んでる訳ですよね。
そういう人に向けて低価格の安くて、あんまり美味しくない料理屋をやった所で、あんまり流行んない訳ですよ。
だけど、そういう人ってお金に困っていない訳なんで、しっかりいい物を高単価で出すって事が重要になってきますよね。
その方がお店は儲かりやすい。
こういうのが分かってくると思います。
じゃあその僕が行ったお店がどんな感じかって言うと、地域の状況としてはあんまりそういう高級住宅街とかでは無いです。
普通の田舎の集合住宅みたいな所にあるんですけど、そういう所です。
そういう所に対して出しているお店っていうのは、ワインがいっぱい並んでいたりですとか、要するにちょっとお金持っている人が来るようなお店になっている訳ですね。
なのでターゲットリサーチがまず甘いんですよ。
で、もちろんさっきも言いましたけれど、自分のやりたい店をやるのがいけない訳じゃないんで、
そういうターゲットもいつつもやっぱり自分がやりたいお店にマッチしたお客さんが来るように導線をはる必要がありますよね。
そういう事をやっていく必要がありますし、そうやれば上手くいったりもします。
これがライバルチェックはしてるけどまだまだ甘いって話ですね。
まだまだ甘い部分は今言った所です。
②ライバルチェックはしているけど需要がそもそも無い物を提供している
ライバルチェックはそのお店に聞いたらしていたんですよ。
さっき言ったようにワインがいっぱいあるんです。
ある程度の価格帯のワインがズラーっと並んでいて色々選べるんですね。
選べるんだけど、なんでこれワインにしたんですか?って聞いたら、周りのお店でそういう所が無かったからっていう話なんですね。
周りのお店でワインをいっぱい選べる所が無いっていうのは、ある程度ライバルチェックはできていますよね。
他に無い物を提供しているって事なんで、自分だけ一人勝ちできる可能性がある訳です。
だけど、じゃあなんでライバルがそれをやっていないか?っていうのを考える必要がありますね。
本当にライバルがターゲットリサーチしっかり行っているのにも関わらずワインに需要が無いのか?
ワインに需要が無いって結論を下しているんだったら、やっぱりやるべきでは無いのかもしれませんね。
ただ見落としているだけだったら、それは一人勝ちできる可能性がすごくありますけどね。
その辺のライバルチェックっていうのをする必要があります。
そこを上手くやれば、ワインじゃなくて別の切り口からお店を繁盛させる事ができてくるとも思いますし。
これが2つ目ですね。
③お客が欲しい物では無くて自分がしたい事ばっかりしているから
これはマインドの話ですね。
今の話と同じような感じになるんですけど、マインド的には商売やっていて上手くいくか?いかないか?っていうのは、
お客さんが欲しい物を提供できてるかどうかにかかっている訳ですよね。
だからお客さんが欲しい物を提供していなかったら、そりゃ儲からなくて当たり前なんですよ。
閑古鳥が鳴いて当然っていう事ですよね。
なんで、この辺の事をしっかりマインドセットとして持っていく事が重要です。
実店舗の商売に関わらずですね、お客が何を欲しているのか?ターゲットリサーチをして、
ライバルがどのような切り口でその人達に価値提供をしているのか?これがライバルチェックですよね。
その中で自分が強みを発揮できる分野は何か?っていうのを見つける訳ですよね。
で、自分が強みを発揮できる分野を見つけたらお客さんに響くように導線をはっていくと。
それができたら上手くお客さんを集客でき、お客さんは自分のお店の価値を感じて満足してリピーターになっていく訳ですよ。
で、リピーターになっていけば当然お店をやればやるほど、続ければ続ける程お客さんがついてくる訳ですから、どんどんどんどん繁盛店の道を歩み出す訳ですね。
なので、自分がやりたい事やるのはもちろんいいんですけど、
お客さんが欲していなかったらそれはただのエゴなので、そこは注意して下さいって事でした。
3つ言いましたね。
①ターゲットリサーチが甘い
②ライバルチェックをしっかりやる
③お客が欲しい物をしっかり提供する
っていうのがポイントなんで、この辺り是非意識してみて下さい
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