長篠の戦いに学ぶ成功マインド

長篠の戦いと言えば超有名な戦の一つなので
誰でも一度は聞いた事があるでしょう。

 

織田信長と武田勝頼が戦い、
この戦で負けた武田家はほとんどここで武運がつきたと言っていいでしょう。

 

武田勝頼はかの有名な猛将武田信玄の嫡男で、
父が亡くなると武田家の家督を継ぎました。

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※武田勝頼

 

織田信長は武田信玄の戦い方を研究し、
良い所は取り入れ(前回お伝えした内容もその内の一つです。)
且つ最も恐れてもいました。

 

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※武田信玄

 

それは武田信玄の武略もさることながら、
武田の赤具足と呼ばれ天下に響いた
武田の騎馬部隊が当時最強と言われていたからです。

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ではなぜ武田が天下を取れなかったか?は
立地の関係や周辺に上杉謙信などのライバルがいたことが原因ですが、
今回はその当りは割愛します。

 

 

武田信玄がこの世を去った後も信長が武田家に戦いを挑まなかったのも
この騎馬部隊を恐れていたからです。

 

しかし天下統一を目指す織田信長にとって
武田と一戦交えるのは避けられぬ道、

長篠の戦いになるわけです。

 

結果はお伝えした通り信長の勝利に終わります。

勝利も勝利、大勝利です。

 

織田軍はほとんど被害という被害も出さぬまま
赤具足の騎馬隊もろとも武田家を打ち破りました。

 

 

天下に最強と響いた武田の騎馬隊に対してどうしてそのような大勝利を治める事が出来たのか?
その秘密は・・・

 

鉄砲にあります。

 

鉄砲対騎馬隊なら鉄砲が勝手当たり前・・そう思いますか?

もちろんそんなに単純な話ではありません。

 

当時の鉄砲は火縄銃で、
火縄に着火⇒装填⇒発砲までずいぶんと時間がかかります。
(だいたい1分に1発くらいと伝えられています。)

 

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しかも火縄銃自体が熱くなってきてしまうので
冷やす必要もあります。

そして何より・・

雨の日は使い物になりません。

 

なので実戦で火縄銃をメインにして攻撃をすることはなく、
援護射撃程度にして、
基本は人対人の戦いをするのが常識でした。

 

しかし信長はこの常識を破って長篠の決戦に挑みました。

 

よく、織田信長は非常識な戦法で天下を平定していったと言われますが、
当たり前ですが、しっかりリサーチしています。

これも前回お伝えした通りですね。

 

長篠の戦いのタイミングで火縄銃が使えるかどうか、
すなわち雨ではないか?はもちろん綿密に調べてます。

というか、雨じゃない時に合わせて戦を開始しました。

 

もちろんビジネスでもタイミングは重要ですよ。

でも、一分で一発では武田の騎馬隊にやられてしまいます。
次の発砲までにずいぶん寄せられてしまいますから。

 

そこで信長が考えだし、使った戦法が、【三段構え】

つまり、火縄銃を撃つ人を3人ずつ揃え
3人のタイミングをずらして一人ずつ発砲するという方法です。

 

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この方法で一分間で3発撃てる事になりますよね。
これで天下一の騎馬隊を破ったと言われています。

(僕の考える散弾構えは、射手一人にたいして2人が玉込め役ですが。)

 

信長が武田を打ち破った事は天下統一への道が一段と開けた瞬間でした。

 

 

でも、火縄銃を持っていたのは信長だけではないんです。

 

結構色んな武将が持ってました。
それこそ信長が桶狭間で破った今川氏も持ってたし、
岐阜の義父の斎藤道山、雑賀氏などなど所有していました。

 

 

でも援護射撃程度にしか使わなかった。

なぜでしょうか?

 

使えなかったのです。

同じ物を持っていても使い手によって主役にもなれば脇役にもなる。
主役にして大きな成果を上げる人もいれば、
対してなんの成果も上げられない人もいる。

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成果を上げるためには、少なくとも火縄銃に文句を言っていてはダメです。

文句を言ってる暇があるなら、それをどんな風に使ったら成果を出せるか考えるべきですよね?

 

これってビジネスでも言えることです。

 

何らかのツールなり情報商材なりを購入する。

それを活かすも殺すも本人次第です。

 

同じツールを使って稼げる人もいれば、全く稼げない人もいる。
稼げないのをツールの責任にするのではなく、
そんな暇があれば、このツールでどうしたら稼げるか?を必死で考えるのです。

 

そうすれば見えてくるはずです。

天下の騎馬隊、武田の赤具足を倒した織田信長のように。

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