客単価を上げるための施策は様々なお店でされているわけですが、
中には、客単価が上がった代わりに客数が減ってしまう事があります。
それで利益が増えているのならいいのですが、逆に減ってしまっては意味がありません。
では、客数を減らす事なく客単価を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
そのヒントとなる数字が、滞在時間です。
僕は今この記事を、自宅の近くのミスドで書いています。
フレンチクルーラーが大好きで、それと一緒にカフェオレもいただいているところです^^
フレンチクルーラーはもう食べ終わりましたけど。
で、今もう一つドーナツを注文しようかどうしようか迷っているんですが・・・
僕がここに腰掛けず、そのまま帰っていたらこんな迷いもなかったでしょう。
逆に言うと、ここにいるから迷うのです。
つまり、滞在時間が長いから迷ってしまう。
太るのが嫌なので何個もフレンチクルーラーを食べたいわけじゃないんですが、それでも迷う。
と言いますか、おそらくもう一つ注文して、さらに奥さんにお土産まで買っていく事になるでしょう。
ポンデリングとエンゼルフレンチあたりが有力ですね(-。-;
フレンチクルーラー1個のはずが、お店に滞在する時間が延びる事で
- フレンチクルーラー2個
- エンゼルフレンチ1個
- ポンデリング1個
- カフェオレ
とお店に支払うお金が増える。
お店側からしたらお客の滞在時間を伸ばす事で客単価を上がる。
これは当然の事です。
しかも、そうする事で僕のミスドへの満足度は上がっています。
なぜか?
例えばミスドにはカフェオレ、コーヒーのお代わり無料サービスがあります。
何杯でも無料。嬉しいですよね。
これは滞在時間が伸びます(笑)
さらにこちらのお店の接客はかなりいい。
店員さんがニコニコしていて僕は嬉しい。
なので滞在時間が延びるほど、また来たくなります。
これって心理学で言うところの単純接触効果(ザイオンス効果)に似ています。
カフェオレのお代わりを持ってきてくれる度に、
ドーナツを注文する度に素敵な笑顔を見れるわけですから、
どんどん満足度が上がっていきます。
そしたら当然来店頻度も増えます。
滞在時間を伸ばすだけでこんなに多くのメリットがあるのです。
お互いに。
では、滞在時間を伸ばすためにはどのようにしたらいいのか?
そこを考えてみましょう。
滞在時間を伸ばす方法
滞在時間を伸ばす方法は、実施に滞在時間が長いお店を思い浮かべればわかりますね。
代表的なのはスターバックスでしょうか?
例えば無料のWiFiがありますね。
確か無線で携帯を充電できるようになるとか言う話もきいたことがあります。
(すでに導入済み?)
音楽をゆったり系のものにするとか、店内を温かみのある色にしたりなども効果的でしょう。
つまり落ち着く空間にすればいいのです。
トイレが落ち着くって方が多いようですが、これも使えそうですよね。
自分のテリトリーがあれば安心する。
だったら隣の席との間に敷居をつくる。
色々と考えられそうです。
お店もお客さんも満足する形で客単価を上げるために、滞在時間に注目されてみてください。
そのためのアイディア、100個は出してみてくださいね^^
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