こんにちは、真一です。
昨日、とある勉強会に参加しました。
広告代理店の方々がたくさん集まっていて、AIの話で盛り上がってました。
何が盛り上がってたかというと、
とにかく「楽になったよね!」っていう話。
「プロンプトコピペするだけで、めっちゃ喜ばれるんだよね〜」
そんな声が飛び交ってました。
ある方は
「プロンプトを事前にクライアントごとに用意しておいて、それをペーストするだけで大満足されました!」
って言ってて。
それを聞いた周りが
「うわー、それめっちゃ効率的っすね!」
「いやほんと、手間かける意味ないよね」
ってうなずくうなずく。
盛り上がってたんですけど……。
僕、正直、その会話聞きながらゾッとしたんですよ。
あぁ、この人たち、自分の価値が今どんどん下がってることに気づいてないんだな……と。
「AIを使えば楽になる」
確かにそう。僕も使ってるし便利なのはよくわかる。
でもね、
“楽になった”って、
“あなたがいなくてもできるようになった”ってことなんですよ。
つまりこういうこと。
- プロンプトがあれば制作できる。
- 制作できるなら、クライアントが自分でやる。
- 自分でやるなら、広告代理店いらない。
- いらないなら、廃業。
これ、遠い未来じゃないです。
1年後、もしかしたら半年後には現実になる未来です。
それなのに、“楽になった”って浮かれてる場合?
ほんとにこの勉強会で思ったんです。
「この人たち、大丈夫か?」
「いや、俺は絶対ああなりたくない」
なぜなら、これは広告だけの話じゃない。
AIが普及する今、あらゆる業界で同じロジックが起きるからです。
しかも、
今は“使えるだけで差別化”できてると思ってるけど、それもすぐ終わります。
AIを使える人が「普通」になったとき、あなたの価値はどこにあるのか?
ここからが本題です。
僕が思うに、生き残る人の条件はたった一つ。
「あなたでなければならない理由」を持っているかどうか。
それは、スキルじゃない。
たとえば、
「AIを使いこなせるスキル」
「最新のマーケ知識」
「効率的な制作術」
これらももちろん大事。だけど、それは誰でも真似できる。
真似できないのは「理念」や「生き方の軸」。
- 何を信じている人なのか
- 何をやってきた人なのか
- 何のために動いているのか
“行動のストーリー”がその人の存在価値をつくるんです。
もっと言ってしまえば、
「あなたを応援することで、この先、世界を見せてくれるの?」
この質問に答え得ていく。
それに魅力を感じたり、共感してくれたら、変えにきかないAIに侵食されない存在になっていけます。
だから、ただ知識を焼き直して発信するんじゃなくて、
「実際にやったこと」を発信していきましょう。
だから、これから生き残りたい人に伝えたい3つのこと
① 自分が向かう“軸”を定める
社会が大きく変わるこの時代、
「どこを目指してるのか」が不明確な人は真っ先に流されます。
自分が目指す未来はどこか?
その未来は“誰のため”にあるのか?
この問いを持つことからすべてが始まります。
② 実際に“行動”する
知ってるだけじゃ、何も起きない。
動いて、試して、結果を出して、改善していく。
小さくてもいい。
「やってみた」経験だけが、次の信頼をつくります。
③ 行動を“発信”する
何をやっている人なのか?
何を信じて動いている人なのか?
この先、どんな素敵な世界を作ってくれる人なのか?
それを「行動」と「発信」をセットにして示すことで、
「あなたがあなたである理由」が、見る人に伝わります。
最後に:幸せの物差しを“自分で持つ”ということ
AIによって社会の仕組みが壊れていく今、
全方位で幸せになるには、
まず“自分の幸せとは何か?”を定義し直す必要があります。
資本主義の中で上を目指すのもあり。
のんびり生きるのもあり。
自給自足でも、世界征服でもいい。
でも、“誰かに用意された幸せ”ではなく、 “自分が決めた幸せ”に生きる人が、 この変革の時代を強くしなやかに生き残る。
僕はそう思っています。
ちょっと熱くなってしまいましたが、
この記事が「自分の立ち位置を見直す」きっかけになればうれしいです。
それでは、また。