アメリカの中間選挙、結果が出ましたね。
民主党が、上院も下院も、ぜーんぶ持っていきました。
トランプさん、まさかの大敗です。
日経平均は一時3000円以上もドーンと下がって、ニュースは朝から晩まで大騒ぎ。
……なのですが。
僕、正直に言いますと、ちょっとホッとしています。
トランプさん、負けてくれてよかった…。
とは言え、僕は元々トランプさんを応援していた
最初の大統領選、覚えていますか?
ヒラリー・クリントンと、バッチバチにやり合っていましたよね。
メディアは、どこもかしこも「ヒラリー優勢」の大合唱。
それでも僕は、ずーーーっとトランプさんを応援していました。
理由は、たった1つ。
「この人なら、世界から戦争をなくしてくれる」
本っっっ気で、そう信じていたのです。
だから第2次トランプ政権が始まったときも、めちゃくちゃ期待していました。
よし、今度こそ!と。
蓋を開けてみれば、戦争ばっかり
ところが、です。
蓋を開けてみたら……
ちょっと待って!
話が全っっ然違うでしょ!?
イランと戦争。
イランの核開発を止めたい、という理屈はわかります。
わかりますけど、イスラエルと組んで、イスラエルとイランはもう、とんでもないことになっていますよね。
さらに、ベネズエラのマドゥロ大統領を捕まえる、なんてことまでやってのけました。
マドゥロの件は……正直、いいのか悪いのか、僕には判断しかねます。
でも、イランとの戦争は話が別です。
後世の人が今の時代を振り返ったら、こう言うかもしれません。
「あのとき、すでに第3次世界大戦は始まっていた」と。
大げさだと思いますか?
僕は、そのくらいひどい状況だと本気で思っています。
戦争をなくしてくれるはずの人が、戦争を増やしている。
……は?
それ、めちゃくちゃ残念ですよね。
関税で、いったい誰が幸せになったのか
で、もう1つ。
関税です。
あっちの国にもこっちの国にも、高い関税をかけまくりましたよね。
その結果、どうなったか。
アメリカでは物価が上がって、国民の生活がどんどん苦しくなりました。
報復関税で農産物が売れなくなって、トランプさんの地盤だった農家の人たちまでカンカンに怒っています。
いやいや、自分の応援団を怒らせてどうするの!?
しかも困っているのは、アメリカ国民だけではありません。
世界中の人が困っています。
もちろん、僕たち日本人もです。
……で、結局、何が良かったのでしょうか?
僕は、完全に失敗だったと思っています。
今回の大敗は、その答え合わせなのです。
ねじれ議会が、トランプさんの「やりすぎ」を止めてくれる
じゃあ、ここからどうなるのか。
カギを握るのは「ねじれ」です。
大統領は共和党、議会は民主党。
こうなりますと、トランプさんがやりたい法律や予算は、なかなか通らなくなります。
もちろん、大統領令で動かせることはまだ残っていますし、軍の最高司令官として軍事行動を命じることもできます。
ただですね、戦争って、とにかくお金がかかるじゃないですか。
そして、その予算を握っているのは議会。
つまり、財布のひもを民主党にガッチリ握られたわけです。
僕が期待しているのは、まさにここ!
トランプさんがこれ以上「やりすぎない」ようになってくれたら、もう本当に嬉しいのです。
日本にとっては、むしろ追い風
さて、ここからは日本の話です。
株価が3000円下がった、なんて聞くと、ドキッとしますよね。
でも僕は、市場が「え、こんなに大差!?」とびっくりしただけ、という面が大きいと見ています。
長い目で見れば、日本の暮らしにはむしろプラスのほうが多いはず。
戦争にブレーキがかかれば、原油が落ち着いて、ガソリン代や電気代の値上がりが和らぐかもしれません。
関税をかけまくりにくくなれば、自動車などの輸出企業の負担が減って、給料やボーナスにもじわじわ効いてきます。
だから、僕は期待しています。
トランプさんの負けは、日本にとっては、おそらく良い知らせなのです。
高市さん、ちょっとベタベタしすぎです
そして、高市政権の話。
先に言っておきますと、僕は高市さんが大好きですし、応援しています。
大好きだからこそ、言います。
高市さん、トランプさんとベタベタしすぎです!
今のこの状況で、そこまでピッタリ寄り添う必要、あります?
もう少し「いい距離感」を保ってほしいのです。
では、「いい距離感」とは何か。
ひと言でいえば、無駄な防衛費を払わない、ということです。
アメリカの製品を、言われるがままに高く買わない。
戦闘機を、無駄に高い値段で買わない。
在日米軍のために日本が出しているお金も、ギュッと絞ってほしい。
もちろん、圧力はかかるでしょう。
それでも、絞ってほしいのです。
なぜなら、トランプさんの力が弱まった今こそ、それができる「チャンス」だからです。
仲良くすることと、言いなりになることは、まったくの別物です。
結局、アメリカは誰がやっても戦争をする
ただ、最後に1つだけ。
僕の本音をぶっちゃけます。
共和党だろうが民主党だろうが、正直、関係ないのです。
トランプさんじゃなくても、バイデンさんのときだって戦争をしていましたよね。
結局、戦争、戦争、戦争。
ほんと、ろくなことしないな、と思っています。
だからこそ、日本はアメリカの政治にただ振り回されるのではなく、自分の頭で距離を決めるべきです。
誰が大統領になっても、です。
トランプさんを本気で応援していた僕だからこそ、今の残念な気持ちは本物です。
そして、だからこそ期待もしています。
この中間選挙が、アメリカにとっても、日本にとっても、少しでも平和に近づくきっかけになってくれたらいいな、と。
あなたは、今回の結果をどう見ましたか?
それでは!
