ブランドと聞いて何を思い浮かべますか?
シャネル、エルメスなどのファッションブランドでしょうか?
東京六大学、三菱商事などの有名大学、有名企業などのブランドでしょうか?
どれもブランドと言えるわけですが、そもそもブランドとはなんなのでしょうか?
今回はそんな話をしていきたいと思います。
ブランドとは一体何?
「ブランドとは?」と辞書で引いてみると
・名前の付いた製品
・カテゴリー
などと書かれていますが・・・
いまいちピンとこないですよね。
確かにそうなんですが、そう言うことを聞きたいんじゃない。
それではシャネルも100円の製品も同じ扱いになってしまいます。
ではなくて、いわゆる高級ブランドとは何か?
これは一言で言うと、魅力(吸引力)なのだと思います。
吸引力のあるもの=ブランド=ブランド力のあるモノ(人)
でしょう。
ではブランド力を高い商品と低い商品にはどんな違いがあるのでしょうか?
これはブラックホールを考えてみると分かりやすいです。
ブランド力の違いはなんの違い?
ブランド力の違いはブラックホールを考えてみると分かりやすい・・・。
逆に分かりにくそうに感じるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。
ブラックホールてものすごい引力がありますよね?
光さえも逃れられないくらいの引力です。
あなたが好きで好きでたまらないブランド(モノや人)を考えてみてください。
考えてみてましたか?
魅力がありますよね?
あるから惹かれる(吸引される)のです。
これってブラックホールと同じです。
ここまでOKでしょうか?
OKじゃなくてもすぐに何を言いたいのかわかりますので、もうちょっと深くしてみましょう。
ブラックホールは何故あんなに引力が強いのか?
それは、質量がものすごく大きいからです。
太陽の30倍とかあるわけです。
ものすごい質量のモノをぎゅっと凝縮すると、すごい引力になります。
ここ重要です。
「ものすごい質量のモノをぎゅっと凝縮すると、すごい引力になる」
ブランド力がある商品には、物質的ではなく、情報的な質量が凝縮されているのです。
例えばシャネルを例にとってみましょう。
シャネルのブランド力はどこから来た?
シャネルはココ・シャネルさんが作ったブランドですね。
始めは帽子を作っていたわけですが、このデザイン性が当時の上流階級層に大ウケしてました。
でも帽子のデザインがウケただけだったとしたら、同じようなデザインを真似したら良いだけなのです。
しかし、シャネルは違った。
その帽子には(個人的な意見ですが)ココ・シャネルさんの想いなどが詰まっていたのでしょう。
服でも、女性を応援するようなモノを作るわけです。
「コルセットなんか外せ。」と。
いや、コルセットなんか外せ、よりもっと大きな、
「女性は男の飾りじゃない。」とか
「女性も自由に生きて良い。」とか
そんな想いがあったのかもしれません。
そして服にシャネルさんの想いがたくさん詰まっていたのです。
ココ・シャネルさんの想いを凝縮したモノが帽子であり、服であった。
だから今日のようなブランド力を持つに至ったのでしょう。
これってブラックホールに似てますよね?
なのでブランド力とは
「ブランド力がある商品には、物質的ではなく、情報的な質量が凝縮されている」のです。
なのでブランド力を高めたければ、エネルギーを凝縮させたモノを作り上げる必要があるのです。
ブランド力とは?〜まとめ〜
ブランド力とは何か、なんとなくでもご理解いただけたでしょうか?
名前一つに多くの情報が載っている。
そしてその情報量と質によってブランド力の力弱が決まってくる。
と言う話でした。
商人の本質は愛情もおすすめです。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] に頭が下になってました。 先生の社会的証明然りではありますが、信頼残高がそれ以上に上がった様です。 ブランド力とは?ブラックホールとchanelの話が関連してますね^^ […]