小難しいマーケティング手法は後で!まずはアナログから

何故かアナログマーケティングを「使えない。」とか言っているリアル店舗が少なからずいます。

「これからは、ウェブマーケティングだ!」と言うんですが、リアル店舗がまずやるべきは、本当にウェブマーケティングでしょうか?

「SNSだ!」「インスタだ!」「Facebookだ!」と。

 

確かに、ウェブマーケティングは非常に効果的です。

しかも、紙媒体への広告出稿と比べると、コスパが凄くいい。

 

でも・・・

リアル店舗がまずやるべきは、「新しいことではない」と僕は思います。

掃除、笑顔、などなど、無料で出来ることから。

 

それが出来たら、次はアナログマーケティング。

例えば、スタンプ(ポイント)カード。

 

アナログを踏まえてから、インスタとかやってみて下さい。

 

なので今回は、リアル店舗向けのアナログマーケティング手法をお話したいと思います。

スタンプカードっていうのは良くお店でやっているやつですね、一回お店に着てくれたら、一個スタンプを押してくれるとか、それが何個かたまると500円引きとかよくありますね。

そのスタンプカードの話です。

音声はこちら

目次

マーケティング手法の鉄板!スタンプカード!

結論から言いますと、『スタンプカードというものは有効です』ただ、使い方によります。
『設定の仕方』によります。

ではこの設定ってなんですか? って話ですね。

 

設定っていうのは、人間心理を考えたスタンプカードになっていない限りは捨てられちゃいますよって話です。

でも逆に、人間心理をしっかりと理解をして、設計されたスタンプカードというものは非常に有効です。

 

あるお店なんかではリピーター率が8割を超えたりします。

スタンプカードだけで8割超えるんですよ? もちろん、お店の内容も良いんですけど。

お店の内容が良いか悪いかっていったら、ほとんどのお店が良いわけじゃないですか。

 

それにもかかわらずスタンプカード1個で8割のリピーターを獲得するところもあれば、ほとんどの人がスタンプカードをすぐに捨てちゃう場合もありますよね、

この違いっていうのはさっき言ったとおり『人間心理』をしっかり使っているかどうかなんですよ。

マーケティング手法の基礎!人間心理とは?

では『人間心理』なんですかっていう話をしますね。

 

この場合に有効になる手段っていうのは『成功体験』です。

『人は成功体験を積みたい生き物である』というのを理解することです。

 

ここまできたら大体答えは見えてきていて、『スタンプカードが全てたまるのが成功体験だ』という風になればいいわけですね。

500円引きというのは『成功体験』として有効かどうかです、それを考えたときに。

 

もちろん単価が安いお店だったら500円引きは『成功体験』になると思いますけれど、

単価が5000円とか、そういうお店って500円引かれてもって感じじゃないですか。まぁ嬉しいですけど。ないよりは。

 

だからそれを考えたときに、できればスタンプカードが全部たまったときのごほうびというのは大きければ大きいほうがいいですよね。

 

それではどれだけ大きくしていいのかって事なんですけれど、

現金で500円引きするんだったら、例えば普通の飲食店でいったら相当なものをだせますよね。

 

500円の原価で作れるものって、1500円ぐらいのものだったりするじゃないですか?

だから1500円ぐらいのものを、さって出せばいいわけですよ。

 

そしたらお客さんは500円引きというよりかは1500円得した気になりますからね

『成功体験』的には大きな成功を収めたっていう体験が出来るわけですね。

 

ここまで大丈夫ですか? 『成功体験』を出来るだけ大きく。

 

成功体験のビジョンが見える壁の高さが大事

そしてもう一つ大事なのは、『壁を高く設定しすぎない』ということです。

 

スタンプカードがですね20個貯まってやっと500円引きとかだと、全然ですね、20回もお店行かなきゃならないんで大変ですよね。

 

毎日行くようなお店だったらいいですけれど、たまにしかいかないような飲食店ですとかそういうところって20個貯めるのに何ヶ月かかっちゃうのって話じゃないですか。

そんなダラダラ続くですね、スタンプカードはいらないわけですよ。

 

それを考えたときにどうしたらいいのかって言うと、20個も30個も40個もスタンプを押さないってことです、3つぐらいでいいじゃんって話ですね。

3つというよりリピーター獲得したかったら、もう一回きたら必ず何かもらえるって形にするのがベストだってわかるとおもいます。

 

例えばこういうお店がありますね、スタンプカード3つ。スタンプは3つだけ、そして3つ集まったら1500円ぐらいの商品をプレゼントみたいな。

それで一回きたらスタンプを2個押しちゃうんですよ。初回特典みたいな感じで。

 

スタンプ2個押して、もう一回きたら1500円の商品をもらえるんですよ、もうこれはリピーターになるでしょみたいな話です。

そんなサービスできないとか思わないで、それをやるんですよ。

 

お客さんっていうのは初めそんなに利益が出なくてもいいわけじゃないですか、そのあと100回200回来てもらえばいいわけですからね。

でも100回200回来てもらうためには、『初めの3回が勝負だ』って言われていますね。

 

3回お店に足を運んでくれたら、常連さんになると。だからその3回に命を賭ける訳ですよ。

 

ここで利益を取ろうとかそういうセコいことは考えなくていいので、とにかくトントンになっても構わないので、初めの3回は。

ここでお客さんの心をガッとつかむようなアイディアを出す必要があるわけです。

 

だから今言ったような。スタンプ三つ集まったら、これがもらえます。

だから貴方の場合はもう一回きたらこれがもらえますっていうような設定にしておいたら、すぐにそれは達成できますし、『壁は低い』ですし、『成功体験』をつめるわけですね。

 

で、2回目来たらまたそこで何か出せばいいわけですよ。

次につながる何かを。また同じようなことをやってもいいと思いますしね。

 

こういう風に人間心理』を考えながらスタンプカードを使うのであれば、かなり有効な武器となりますので色々考えてみてください。

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